平昌五輪女子フィギュアスケートはロシア出身のザギトワ選手が圧倒的な高得点で優勝しました。(といってもメドベージェワとは僅差ですが)
ただ競技後もそうですが、以前から後半1.1倍の点数になることでそれを狙った構成のザギトワの演技にあちこちから「点数が高すぎ」との声が続出。
フィギュア界もネットのファンも巻き込む論争となっています。
目次
ザギトワ選手の点数が高すぎと批判も
23日のフリー演技は、SP1位のザギトワ選手もロシアの先輩の2位メドベージェワ選手もほぼ完璧。
何と点数はまったくの同点でした。
結局SPでの1点ほどの僅差が効き、ザキトワ選手が金メダルに輝きました。
しかし試合後「ザギトワ選手の点数が高すぎでは」との声が会場やネットなどで浮上しました。
ザギトワ選手はジャンプの基礎点が1.1倍になる演技後半にすべてのジャンプを集中させる戦略で高得点を出しましたが、演技全体の完成度ではメドベージェワ選手が上回っていたのではないか、という意見です。
ワグナー選手など著名人も批判
ザギトワ選手の演技にはフィギュア界からも批判が出ています。
米国のワグナー選手は試合前「前半に時間をつぶし、後半ただジャンプするだけ。フィギュアの全てではない」とツイート。
フリー後も「うーん。言えるのはこれだけ」と不満そうでした。
Some phenomenal skates with the ladies today! @kaetlyn_23 was the shining star of this event for me! Also a very impressive start for Zagitova, we will see what happens in the long…
— Ashley Wagner (@AshWagner2010) February 21, 2018
国際スケート連盟関係者も「技と技の間の動きがおろそかになっていた。後半にもステップなどを見せた方がいい」と指摘。
今後後半のジャンプの数を制限し、偏りをなくすルール改正を検討するそうです。
フィギュア、後半ジャンプ制限でルール改正へ ボーナス狙いで演技後半にジャンプが集中 https://t.co/iOnMwCsFOg
— 産経ニュース (@Sankei_news) February 23, 2018
ザギトワ物議にネットの反応は
まとめ
フィギュアに限らず採点競技は人の目が勝敗を決めるので、どうしても議論になりがちです。
特に五輪のような世界が注視するビッグイベントでは、いわば「慣例」ともいえます。
ただ言えるのは、現在のフィギュアは男女とも難度競争が激化し過ぎ、選手にけが人が続出していることです。
将来ある選手たちを守るためにも、ある程度のルール制限はやむを得ないのかもしれません。
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