高木美帆のスピードスケートのコーチはオランダ人！なぜ最高の結果を実現できたのか？

高木美帆のスピードスケートのコーチはオランダ人！なぜ最高の結果を実現できたのか？

2018.02.23

平昌オリンピックで大活躍した高木美帆を鍛えたオランダ人のヨハン・デビット・コーチに注目が集まっています。
どのような経歴で、なぜ日本のスピードスケートナショナルチームのコーチとなり、今大会で最高の結果をもたらすことができたのでしょうか？
調べてみました。

デビット・コーチは2015年5月に、日本のスピードスケートがソチ五輪でメダルなしの惨敗を受けて、
設立されたナショナルチーム（ＮＴ）の中距離部門のヘッド・コーチに就任し、
パワーや持久力の支えとなる強靱な肉体が不可欠になるとして、科学データに基づき肉体を徹底強化しました。
「フィジカル面の測定項目やノウハウがものすごくあり、日本が弱かったところをどんどん強くしてくれている」という。

ヨハン・デビット・コーチの経歴と高木美帆とのかかわりを見てみましょう(Wikipedia参照)。

オランダ国内代表で5位となったこともあるスケート選手だったが、中学でスポーツを教える先生と
なった後に、スケートのコーチの道を歩みだしました。

今回の高木美帆を初めとする日本の中距離スケート陣の素晴らしい結果は、
ふたりが絶妙のタイミングで、出会ったことにあるのではと思えます。

ヨハン・デビット・コーチと高木美帆が絶妙のタイミングで出会えた4つの理由とは？

デビット・コーチと高木美帆の出会いの4つの理由

１．日本のスピードスケートが、ソチ五輪でメダルなしの惨敗に終わり、スケート界を従来とは違った発想で立て直す必要にかられた。
２．高木美帆がバンクーバー五輪での惨敗、ソチ五輪で日本代表入を逃すなど、中学時代の華々しい成績から低迷し、何をなすべきか模索する時期であった。
３．デビット・コーチがオランダで、ふたりのスプリンターを育ててコーチとして、成功してから6年、さまざまな経験ノウハウを積んできていた。
４．デビット・コーチが2014年のシーズンに高木美帆の姉髙木菜那が所属する日本電産サンキョースケート部の指導に関わったことで、日本のスケート界と関わっていた。

日本電産サンキョースケート部のホームページには、「スピードスケート最強国のオランダのプロチーム（ニューバランス）にスポンサー参加し、
当社の髙木、樋、ウィリアムソンの３選手が合流した日・蘭合同チームが発足しました。低迷する中長距離の積極的な強化で次期オリンピックをめざします。」と書かれています。

タイミングが少しでもずれていれば、ふたりの出会いはなく、高木美帆がここまで、実力を開花できたかどうかは疑問です。

次にネットの反応を見てみましょう。

ヨハン・デビット・コーチに関するネットの反応

祝🥇女子パシュート！
２年前、世界選手権で総合優勝５度のブストを見て弱音を吐いた高木美帆にヨハン・デ・ヴィット(Johan de Wit)コーチは言った：

「同じ人間がしていることなのに、なぜできないと思うのか。俺だったら、できると思う」

写真：読売、デイリースポーツhttps://t.co/M3fDJFwBba pic.twitter.com/PfnlFWFhm9

— hs (@hszk0328) 2018年2月21日

優勝したりメダルを獲った選手がすごいのは勿論だけど、日本ナショナルチームを世界トップレベルに引き上げた、スピードスケートのオランダ人コーチやバドミントンの韓国人コーチは、もっと褒め称えられていいと思ふ。https://t.co/Fx9EXXoURa

— 魔人ヒャクメルゲ👁 (@majin100) 2018年2月18日

ヨハンデビット半端ないって。あいつ半端ないって。母国オランダ🇳🇱を愛しつつも、きっちりと日本代表🇯🇵女子パシュートに金メダル取らせるもん。そんなんできひんやん、普通。

@osako_hanpa #ヨハンデビットコーチ#女子パシュート #高木美帆 #高木菜那

— Red♦️Heaven (@higashiyama1212) 2018年2月22日