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中村晃と松田宣浩の繋がり
今回クローズアップするのは中村晃選手と松田宣浩選手、福岡ソフトバンクホークスに所属する人気の二人です。
二人の繋がりは中村晃選手が2008年、同チームに在籍したことから始まりました。
今や名物となった6番中村、7番松田の流れですが、
2016年には松田が5番を打ったり、2015年には中村が1番を務めたりと、当時の打順はまだ固定されておらず多少のばらつきがありました。
色々な打順変更や新戦力の加入によって、今の打順が固まり始めたのは2017年開幕あたりからでした。
その中にはデスパイネの加入も大きかったのでしょうが、なによりチームとして高め合う一人一人の役割が明確になってきたのが一番の要因ではないかと思います。
また松田のバットも毎年二桁のホームランを放つことから、前に座る中村も良い刺激を受けているのではないでしょうか。
二人の違い
中村と松田の大きな違いは、いくつかありますがどれもが対照的とも言えます。
打つという点では、中村はスイングスピードが速くコンパクトな振りを意識したフォームなのに対し、
松田の場合は全球フルスイングで豪快なフォームです。
守備の面では「中村は守備が上手く、打力に隠れてはいるもののその力はゴールデングラブ賞を取れるほどだ」
と三年連続ゴールデングラブ賞に輝いた柴原洋(元ダイエー)は言っています。
それに対し、松田は通算6年(内5年連続)でゴールデングラブに輝いてはいるものの、
守備範囲は狭くショートの今宮が「もうちょっと動いて下さい」と冗談半分で言及するほど。
入団当初からの課題とされてきた守備面は、2013年を機に内野守備走塁コーチである鳥越裕介にみっちり指導してもらったことで
「打球の予測や飛んでくる前の準備などの大事さを教わり、練習では取れない打球が試合で取れるようになった」とも発言しています。
性格面でも対象的、中村はかなりクレバーで落ち着いた選手。それに対し松田は自身の語るその情熱姿勢から『熱男』と多くのファンに親しまれ、チームを気合いと大声で引っ張っています。
しかし根の部分は変わらない。
対象例を挙げましたが、二人とも根本にある『全力』という点に相違はありません。
打撃・守備の両面において全力疾走を怠る事のない姿はファンを惹き付けます。
またソフトバンクの選手は常に競争社会を意識しているので、休日返上の自主練習やシーズンオフでの肉体改造に余念がありません。
(当然他の選手も努力や調整は逐一行い抜群のプレーを出来るようにしているのですが)そういった己を限界まで追い込む姿勢が、誰よりもある二人だからこそ毎年プレーで球場を沸かせられるのでしょう。
野球に対する姿勢が紳士でストイックという点は二人の共通点として挙げられます。
今後の二人に寄せられる期待。
一層大きくなっていく二人への期待。
当然チームとしては、2017年に続き2年連続(9度目)となる日本シリーズ制覇が大きな最終着地点になるかと思います。そうなれば、2014年・2015年の2年連続日本シリーズ制覇以来の球団タイ記録。
個人の目標としては、中村の当面の目標としては、ゴールデングラブ賞と自己最高の3割中盤打率に加えてシーズン最高の176安打超え。
松田としては6年連続となるゴールデングラブ賞と自己最高の3割打率、フルスイングを信条としながらも粘れるホームランバッター。ここら辺がベストではないでしょうか。
いずれにせよ、これからさらに盛り上がっていく二人の動向は間違いなく紙面を飾ると共に野球ファンの目を惹くこと間違いなしです。
という事で、今回クローズアップしたのは福岡ソフトバンクホークスから中村晃選手と松田宣浩選手でした。
面白かった☺️#リアル野球BAN#福岡ソフトバンクホークス #ホークス#sbhawks #内川聖一 #松田宣浩 #柳田悠岐 #中村晃 #今宮健太 pic.twitter.com/QzXrs79s3U
— rin (@sh_ik2) 2018年1月2日
sportsflyhigh
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