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神戸製鋼所のデータ改ざんの納入先一覧次々拡大!なぜ発覚?

神戸製鋼が8日にアルミ・銅製品での性能データの改ざんなど不正を発表し、納入先は約200社に及ぶが、
製品売り上げの4%にとどまるとしていた納入先一覧が日ごとに拡大している。
なぜ発覚し、対応が後手後手にまわるのであろうか?

神戸製鋼所のデータ改ざんの納入先一覧次々拡大!発覚した理由とは?

問題製品の納入先の発表経緯

最初に発覚したアルミ・銅製品分野から社内調査を進めると、鉄粉事業、そして主力の鉄鋼製品で行われていたことが
明らかとなり、データの改ざんに関与していた子会社が次々と追加された。
加えて今回の社内調査時の担当者の隠蔽などによって、最初の社内調査で見つけられなかったものが出て来ている。

こうなると、社内の多くの部門で、同様なことが行われていて、それは社風そのものと言われても仕方がなくなる。

不正のあった国内グループ7社神戸製鋼、コベルコマテリアル銅管、コベルコ科研、日本高周波鋼業、神鋼メタルプロダクツ、
神鋼アルミ線材、神鋼鋼線ステンレスが扱った製品の納入先は3143社におよぶことから
さらに今後の調査により、不正品の納入先が拡大するのは必至である。

発表、調査が後手後手に回っているという印象はぬぐえない。

もともと2008年に、神戸製鋼所の子会社で、鋼材206トンで、JISに定めた試験をせずに試験データを捏造し、
出荷していたことが発覚した事件があり、さらに昨年には、グループ会社の「神鋼鋼線ステンレス」が9年2ヶ月にわたり
バネ用鋼材(7400トンのうち55.6トン)の強度試験の結果を改ざんし、
基準を満たさない鋼材に日本工業規格(JIS)表示をして販売していた(法令違反)事件も発覚していた。

この時も管理職を含む歴代の担当者4人が関与していたことが分かっている。

今回と全く同じ構図であり、今回の不正が製品によっては、数十年前から行われていたとも報道もある中で、
昨年、「神鋼鋼線ステンレス㈱における JIS 法違反の対象製品に関する安全確認結果
および原因究明と再発防止策について」(H.28.7.29)を発表しながら、
今回発覚した部門では、これを無視し、営々とデータ改ざんが行われていたということになる。

この事件についてのネットの反応を見てみましょう。

神戸製鋼所のデータ改ざんに関するネットの反応


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この事件により、海外から「物づくり大国はどうなっているの?」と驚かれ、「日本人の大部分は嘘つきだしルールも約束も契約も法律も守らない」と言われかねないようです。

まとめ

今回の事件は、脈々として受け継がれてきた社内の体質から生まれたと言わざるを得ません。
これを変えて、生まれ変わるのは相当大変なことと覚悟する必要があります。

いち神戸製鋼所にとどまらず、品質第一と言われていた日本の製造業の評価を、
最近の日産自動車の事件と併せて、一気に貶めた罪は大きいと思えます。

今後、日本の製造業の信用を取り戻すためには、どのようにすれば良いのでしょうか?
今回の事件は大変な課題を日本全体に突き付けました。

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