めちゃイケ終了なぜ？後釜の心配と最近の視聴率

めちゃイケ終了なぜ？後釜の心配と最近の視聴率

2017.11.5

フジテレビのバラエティ番組として黄金期を支えてきた｢めちゃ×2イケてるッ！｣の放送が、遂に終了する事が正式に決定しました。
奇しくも、同様にフジテレビを長年支えたバラエティ番組｢とんねるずのみなさんのおかげでした｣も終了する事となり、
同時期に二大看板番組が無くなる事となったのです。まぜ終了に至ったのでしょうか？

この両番組は、数年前から視聴率が悪いと、ネットや週刊誌で叩かれる事も暫しあり、ナイナイもとんねるずもどちらもお笑い界の大物という事で、ギャラが高くコスパが悪い、フジテレビの低迷や混乱の原因としてやり玉に挙がっていたのです。
しかし、一般人の反応とは身勝手なもので、放送終了が決定すると、今度は｢寂しい｣や｢残念｣という声がネットに溢れたりするのです。では、果たして放送終了を決定するほどに、｢めちゃイケ｣の視聴率が悪かったり、バラエティ番組としての面白さがなくなっていたのでしょうか？

1 めちゃイケ終了なぜ？最近の視聴率
2 めちゃイケ終了の理由は？
3 ネットの反応
4 まとめ
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めちゃイケ終了なぜ？最近の視聴率

めちゃイケ終了はなぜなのでしょう？最近の視聴率はそんなに悪かったのでしょうか？

テレビ番組の生命線は視聴率ですし、特に大物お笑いコンビであるナイナイや極楽とんぼ･加藤さんなどの人気タレントを数多くレギュラーとする｢めちゃイケ｣は、制作費が嵩むのは容易に想像が出来ます。
だから、並みの番組程度の視聴率では、誰も満足しないですし、少しでも悪くなると昔が良かっただけに、さらに目立ってしまうのです。

では、最近の｢めちゃイケ｣の視聴率を比較すると、直近の10月14日に放映されたオファーシリーズ｢ダンシングヒーローでゴイゴイスーペシャル｣は10.1％でした。
これは、フジテレビの番組としては十分高いほうですし、また最近の｢めちゃイケ｣と比較しても、合格点を与えられると思います。
これだけだと、何も番組終了せずに、このまま継続で良いのでは、と暫くは継続では良いのではと思うでしょう。

しかし、これは単なる通常放送ではなく、｢めちゃイケ｣の大人気企画であり18時半から21時までの2時間半スペシャルだったのです。
全盛期なら、20％や30％を超えるのが間違いなしとされる絶対の自信作だったのです。
彼らをフォローするなら、この時は他局も嵐などが似たような特番だった為、思った以上に視聴率が伸びなかった事も敗因としてあります。

それでも、残酷な結果を告げるなら、日テレやTBSの看板バラエティ番組が週間視聴率ランキングの常連ですが、｢めちゃイケ｣がランキングに入る事は、もう何年間もないのです。以前なら、｢めちゃイケ｣が他局も含めて、バラエティ番組の王道であり視聴率でもトップだったのです。その証拠に、21年間で700回以上放送され平均視聴率は驚異の14.4％を記録しています。

ビデオリサーチに記載のあった最近の視聴率は以下

10/14： 10.1%
8/19 ： 5.5%
6/10 ： 8.2%
6/3 ： 5.5%
5/27 ： 5.7%

すべては載っていませんでしたが
思った以上に低いですね。

めちゃイケ終了の理由は？

番組終了の理由は色々噂されていますが、これは単純に視聴率が悪くなったので、番組打ち切りが真実でしょう。
これを打ち消す為に、様々な意見があってナイナイを始めとした出演者のギャラが高いや、番組のマンネリ化や面白さの激減や、世間がバラエティに厳しくなりコントや無茶な事はコンプライアンス的に作れなくなった事もあるでしょう。

しかし、これらがあっても、視聴率が良ければ結果として番組は続くのです。本人たちにやる気がなくなれば別ですが、スポンサーというのは人気番組には必ず出資するものです。しかし、想像以上に視聴率が悪いと、期待されている分で反動が大きいのです。
先ほど、21年間の平均視聴率を14％超としましたが、皮肉な事にここ数年間の低迷した数字がなければ、またはもっと早くに終了していたら、バラエティ番組としては驚異の平均18％以上のモンスター番組として有終の美を飾れたかもしれません。

良いか悪いかは別として、数年前には同じく伝説的な怪物番組の｢笑っていいとも｣を終了させてしまったので、もう一つの看板番組まで終わらせるのは、フジテレビもナイナイを始めとした関係者も躊躇したのでしょう。これが、良かったのか悪かったのか、最後までは分かり兼ねます。