この冬、隠れインフルエンザが話題を呼んでいます。隠れインフルエンザとは何で、
どんな症状がでるのかさらになぜインフルエンザと判定するのがむつかしいかを調べてみました。
隠れインフルエンザとは?どんな症状で、なぜ判定が難しい?
本当はインフルエンザにかかっているのに、高熱が出ず、喉や体の節々が痛み、
ゾクゾク寒気がするというインフルエンザ特有の症状がでないか、
または検査でインフルエンザであるという判定が出ない状態のことを隠れインフルエンザと呼んでいます。
隠れインフルエンザの症状とは
高齢者は、一般にお若者に比べて、免疫反応が弱いため、免疫反応によって生じる高熱が出にくい傾向にあります。
また、38℃を超える高熱、ものを飲み込むのが困難なほどの、のどの痛み、
関節痛、筋肉痛などインフルエンザ特有の激しい症状を引き起こすA型インフルエンザに比べて、
B型インフルエンザは、発熱などの症状が軽く、下痢やお腹の痛みを訴える人が多いなどお腹の風邪の症状に近いため
素人にはただちにインフルエンザと、判断できないことがあります。
次に検査の問題があります。
検査の問題とは
どのような検査でも100%の信頼性を得ることは困難で、インフルエンザ迅速検査(抗原抗体反応を用いて、A型、B型インフルエンザを同時に判定)においても、
最大手の試薬メーカーが昨年発表した最新のキットでも91.7%が陽性と判定されるとしています。
各メーカーの違いや、各病院での取扱の差で実際には、この値はさらに下がると思われます。
さらに発症から12時間以内ですと抗原となる抗原を持つウイルスの量が少ないため、抗体と十分反応せず、正しい反応が出ないというタイミングの問題があります。
最後は、その地区での流行の程度などを加味して、医師に総合的に判断してもらうしかないようです。
ネットの皆さんの体験を見てみましょう。
ネットの皆さんの症状は
隠れインフルエンザに注意。
僕がまさにそれでした。
熱は上がっても37度台。
お腹にくる普通の風邪そっくりな症状。
病院で「B型のインフルエンザです」って言われてびっくりでした。(´Д`|||)#nhk_yugatanews— 3びきの子豚の長男 (@j0214_love) 2018年1月19日
滋賀県大津市でもインフルエンザが流行ってきました( ゚Д゚)!!!!
今、あまりインフルエンザらしい症状の出ない【隠れインフルエンザ】が流行っているとか…(´ω`)
インフルエンザB型もそんな感じですが、体力ないとインフルエンザに罹っても症状が強く出ないそうですよ(^^;)
— ケイアイ薬品健康相談所 (@so_happy_kaori) 2018年1月19日
最近は隠れインフルエンザがあるとか((((;゜Д゜)))
風邪みたいな症状で、実はインフルエンザでした〜って((((;゜Д゜)))
恐ろしいすぎる— 金ちゃん (@Lonel76226709) 2018年1月19日
隠れインフルエンザも流行ってるらしいからご注意下され。B型だと喉がイガイガくらいの症状もあるらしいよ!
— amoちゃん (@amo19801012) 2018年1月19日
隠れインフルエンザかしら?火曜日に医者に行った時は陰性だったけど、貰った薬を飲んでるのに面白い程どんどん症状が悪化していく😵。去年酷い目にあったから早めに医者に行ったのが却って裏面に出たかしら💦?
— まり子 (@mm3891) 2018年1月19日
*規約に準じて掲載しております。もし掲載不可でしたらすみやかに削除しますのでお問い合わせください。
B型のインフルエンザであったり、検査タイミングが早すぎたりと、皆さんのケースも様々なようです。
まとめ
インフルエンザ対策には、ワクチン(但しA型は方をどんどん変えるため、絶対とは言えない)、手洗い、マスクなどですが、
うがいについては、インフルエンザには有効でないという考えが、最近は主流のようです。
もちろん対策の前提として、十分な睡眠と食事により体力を保持していることがあります。
自分がかからないことはもちろん、まわりにうつすことなく、この冬を乗り切りたいものです。
この記事へのコメントはありません。