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落ちない砂から発がん性物質!結晶性シリカって危険なの?反応まとめ

落ちない・すべらない砂として、受験生らのお守りに配った電車の滑り止めに使う砂に、発がん性物質「結晶性シリカ」が含まれていたことがわかりました。シリカ(二酸化ケイ素)というと、公園にもある砂にも含まれているが、結晶性シリカはなぜ危険なのでしょう。

落ちない砂から発がん性物質!結晶性シリカって危険なの?

シリカ(二酸化ケイ素)を含んで、身の回りで、有用に使われているものとしては、珪藻土があります。珪藻土は、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)で、その殻は二酸化ケイ素(SiO2)でできており、
珪藻が海や湖沼などで大量に増殖し死滅すると、その死骸は水底に沈殿する。

死骸の中の有機物の部分は徐々に分解されてゆき、
最終的には二酸化ケイ素を主成分とする殻のみが残るということで、主成分がシリカからなる珪藻土が作られる。

濾過助剤、保温材、絶縁体、研磨剤壁土として広く使われていますが、特に建材として昔からその高い保温性と程よい吸湿性を生かし
て壁土に使われていました(以上Wikipedia参照)。

結晶性シリカの危険性については、WHO(世界保健機構)の下部機関であるIARC(国際がん研究機関)が評価し、はっきり発がん性を示すグループ1「ヒトに対して発がん性を示す」に分類しています。
グループ1には、発がん性物質として有名なタバコの煙、太陽光、アスベスト、ベンゼン、コールタールが含まれています。
一方、珪藻土の90%以上を占める非結晶シリカはグループ3「人に対する発ガン性について分類できない作用物質」に分類されています。
但し、珪藻土を高温で熱すると、「非結晶シリカ」の一部が結晶化しで針のように鋭く尖った形状となり、
発がん性物質の結晶性シリカに変化します(針状結晶化現象)。

アスベストの危険性はその形状にあり、非常に微細な繊維状 (針状結晶体)であるため、人体に吸入されたとき、
肺に突き刺さり、肺がんや中皮腫を引き起こす危 険性があると言われています。
そのため、これまで、建材などで、大量に使用されてきたア スベストの危険性は大きな社会問題となっています。

結晶性シリカも針状結晶という意味では、アスベストと共通の構造をしており、
おそらくこれが、グループ1に分類される要因になっていると推測されます。

実際、ラットでの吸入ばく露実験で、肺胞上皮細胞の遺伝子突然変異を調べた結果や多くの疫学研究結果において、
結晶性シリカへの職業ばく露と肺がんリスクに有意性があることから、グループ1に分類される結果となっている。
結局、その形状により、アスベストと同等の発がん性物質であると推測されます。
次のこの報道に対するネットの反応を見てみましょう。

「落ちない砂」から発がん性物質報道に関するネットの反応


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メディアは詳しいことは書かずに、結晶性シリカのみと書いていますので、皆さんに誤解が生じたようです。シリカが放射線を出しているわけはなく、またこれを食べるよりむしろ大量に吸い込むことが肺がんを引き起こす危険を招くと思われます。

まとめ

したがって、大部分が非結晶シリカからなる普通の砂や珪藻土に危険性はなく、
あくまで、アスベストと同様その形状ゆえに発がん性の危険があると思われます。

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