いつも閲覧から御読了までありがとうございます。
今回はW杯ロシア大会が開幕し、早くも先日記事でも取り上げたVARとGLTが機能して試合結果を大きく左右しましたので、その点について挙げていこうと思います。
目次
スペイン対ポルトガル
激戦を迎えた開幕は前半戦、0-1でスペイン陣営ジエゴ・コスタのシュートがネットを揺らし、同点弾となったかに見えた。しかし、その直前でポルトガル陣営のペペと衝突してこれがファウル判定に。
そこで厳正なるジャッジを求めた審判が、今大会から初導入となったVAR(ビデオ・アシスト・レフェリー)により、プレーの検証へ。
結果、ジエゴ・コスタのシュートは認められファウル判定を覆しての同点弾に!!!
この1点のおかげでポルトガルは何とか引き分け1点を獲得。
C・ロナウドのハットトリックが光った試合でしたが、間一髪VARに救われた試合となりました。
オーストラリアVSフランス
フランスの蒼き天才、アントワーヌ・グリーズマンが後半13分に放った一発、同時に倒されたノーホイッスル判定をVARは見逃さない。
判定は見事に覆りPK獲得。そのままグリーズマンがPKを決め先制点。
バスケ・野球・テニスに卓球、全てのスポーツで非凡の才を輝かせてきた若き戦士は、その名を世界に轟かせる足がかりの一点を取って見せました。
そこから1点返され同点となりますが、ここでフランス陣営MFポグバのループシュート。
しかしこれがクロスバーに当たりゴールマウス(ゴール内範囲)へ。
以前までの判定なら無効となる判定も、最新技術のGLTにより有無を言わせず得点認定。
これが決め手となり36分の決勝点となりました。
VARシステムの細かい詳細と伴う可能性
VARは前回も取り上げた通り、試合のターニングポイントにのみ主審がビデオ判定によるリプレー検証が出来るシステムのことです。
サッカーの試合にはピッチ上でホイッスルを吹く主審が一人、サイドラインでオフサイドやスローイングに徹底する副審が二人います。しかし、死角でのラフプレーが行われたり誤審だと疑われる判定があった場合に実行されます。
ですが、少し前まではその全ては主審と副審の目でしか確認出来ませんでした。
そこで導入されたのが主審・副審の代わり目となるVARです。
常に数台のモニターによって監視されており、その危険度や悪質性を判定し参考判定を提示してくれる補助システムです。
最終的には主審の判定に委ねられますが、基本はこの流れが発生した時間においてはアディショナルタイムに加算されるので、今までの試合よりも全体的にアディショナルタイムが多くなることが予想されます。
ネットの声
VARとGLTでフランスの勝利が決まった事、その他にも上記2試合も含めて試合が大きく変わるという声と共に『レッドカードの数が増えるのでは?』とも言われています。
これは試合展開にもよりますが、強引なプレーや拮抗した試合の際、どうしても当たりが強くなるからです。
本人にその気はなくとも、そう取られる可能性は十分にあるということです。
VARばっか使っとったらもう審判いらん笑笑
— Kobayashi Yuto#2 (@koba08071) 2018年6月21日
ハイライトでしか見てないけどWカップ面白いな。ただ審判はあんまり信用ならねーからテンポ悪くなるけどVARもっと使って欲しいわ。
— とららら (@torarara56) 2018年6月21日
W杯のVARに慣れたせいか、ビデオ判定の時間めっちゃかかってる気がしてしゃーない
— いっしい (@twisshie) 2018年6月21日
まとめ
いかがでしたでしょうか。
VAR導入により、一気にこれまでの動きとは一変してくるサッカーのゲーム内容。
際どいプレーや不満の残るプレーが払拭される反面、ガツガツとした当たりのあるプレーは減るかもしれませんね。
まだ始まったばかりのW杯ロシア大会。今後もVAR・GLT含め、目が離せません。
それではまた次回お会いしましょう。
sportsflyhigh
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