マーレン・ルンビが絶好調です。そのプロフィールや戦績から現在の高梨沙羅との差がどれほどのものか推定してみました。
マーレン・ルンビのプロフィールから分かる高梨沙羅との現在の実力の差は
今シーズンに入り、ワールドカップ5勝とマーレン・ルンビの際立った強さが目立ちます。
一方の高梨沙羅は2位が最高で、優勝のない期間のワースト記録を更新中で、苦しんでいます。
昨シーズンそしてその前のシーズン女子ジャンプ界で圧倒的な強さを見せていた高梨沙羅と、今季乗りに乗っているマーレン・ルンビの現在の実力差を彼女たちのプロフィールと戦績から見てみましょう。
マーレン・ルンビと高梨沙羅のプロフィールを比較してみましょう。
ふたりのプロフィール比較
昨年まで、ジャンプの女王として君臨していた高梨沙羅のイメージと、今季著しい進歩を見せているマーレン・ルンビのイメージから、
高梨が経験豊富なお姉さん、マーレン・ルンビは最近台頭してきた若手というイメージが強いが、
実際は、マーレン・ルンビが2歳年上で、ワールドカップデビューこそ2011/12シーズンと同じだが、
それ以前の国際大会や世界選手権出場デビューも2年早い。
すなわち、経験豊富なお姉さんはマーレン・ルンビのほうなのである。
さらに身長が20cm以上高く、風で浮力を得るには有利な体型をしていると考えられる。
マーレン・ルンビと高梨沙羅の戦績を比較してみましょう。
ふたりの戦績の比較
マーレン・ルンビのワールドカップ総合順位6→3→1(今シーズン暫定)を見れば、
2015/2016シーズンからの飛躍ぶりが、はっきりしている。
各月の優勝回数を見ても、昨シーズンから安定し獲得しており、
現時点では、昨シーズンの高梨沙羅とマーレン・ルンビ以上の差が開いているように見えます。
マーレン・ルンビはインタビューでも、「技術の向上。体の状態も精神面もどちらも良くなって、自分が取り組むことに自信がもてるようになった」
そして「オリンピックでの金メダルの確率を、100%」と断言するほど現在の自分に自信を持っています。
今シーズン優勝が未だ手に入らない高梨沙羅と比較すると、精神面でもかなり優位に立っているといえると思えます。
まとめ
マーレン・ルンビと高梨沙羅には現時点では、大きな実力の差があることがわかりました。
さてこの差をすぐそこに迫った平昌オリンピックで、高梨沙羅がどこまで、縮め、巻き返せるか?
私達日本人としては期待し、見守りたいものです。
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