貴ノ岩への暴行事件により引退を表明した日馬富士ですが、引退は妥当なのでしょうか?
事件の背景がよく分かっていない中、逃げるように引退したようにも、メディアの圧力にもよるようにも見えますが、
一番問題視されているのは相撲協会のモラルです。
前回の死亡事故から相撲協会の体質は変わっていないのか、事件を振り返りつつまとめていきます。
目次
日馬富士引退は妥当か?
日馬富士は29日午前、日本相撲協会に引退届を提出し、引退を表明しました。会見も29日に行われました。
日馬富士引退会見・速報(4)一番の思い出は「初土俵の序ノ口優勝」 https://t.co/s8EqjQT70s #日馬富士引退 pic.twitter.com/r1qK7mf05n
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 29, 2017
秋巡業中の10月25日に鳥取市内で行われた宴会の席で暴行が行われ、その後貴ノ岩が入院、暴行疑惑が発覚し、報道されました。
この暴行に対する証言が錯綜していて、貴ノ岩の態度に問題があったとか、日馬富士が酒に酔い暴行を行ったとか、
暴行内容の証言が十人十色と事実がよく分からない状態です。
同席していた力士たちの証言には日馬富士をかばうものも多く、相撲協会が事実を隠蔽しようとしている可能性も指摘されています。
事実確認をせず、あれこれあることないこと騒ぎ立てるメディアにも問題があるかもしれません。
結局日馬富士は逃げるように引退を表明してしまいました。
相撲協会の体質は変わってない?前回の死亡事故を振り返る
再び起こってしまった相撲界の暴行事件ですが、前回の死亡事故から相撲協会の体質は変わっていないのでしょうか?
前回の暴行事件は2007年、時津風部屋で新弟子として入門した17歳の少年に対して行われたものでした。
「かわいがり」と称し、15代時津風と兄弟子3人によって暴行が行われ、少年は心肺停止状態となり、搬送先の病院で約1時間後に死亡。
不審死を疑った警察が調査した結果、暴行の事実が判明し有罪判決となりました。
この死亡事故によって相撲界の体質が厳しく問われたものの、今回またそれを想起させるような、事件が起こってしまいました。(怪我が本当のところどの程度かも疑問ではありますが…)
指導と称し暴行を行ってはいけないという教育が相撲協会から徹底されていないためにこうした事故がなくならないのではないでしょうか?
真相が分からず、隠蔽しているのはいったい誰なのでしょうか?
それともメディアのただの暴走なのでしょうか?
日馬富士引退に対するネットの反応まとめ
出典:https://goo.gl/VsaZ8U
日馬富士引退へのネットの反応をまとめてみました。
まとめ
事件の経緯がよく分からない状態で逃げるように引退してしまった日馬富士。
このまま真相が明らかにならないまま事件は闇の中となってしまうのでしょうか?
暴行がいけないことだと教育を徹底せず、事件を隠蔽しようとする相撲協会の体質にも問題があります。
この事件は相撲界全体の問題なのではないでしょうか。
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