11月29日午前3時17分ごろ、北朝鮮はミサイル実験を行い、日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射しました。
このミサイルはロフテッド軌道を取ったと報道されていますが、ロフテッド軌道とはどういう意味なのでしょうか?
そして、ロフテッド軌道をしたことは何を意味するのでしょうか・
ネットの反応とともにまとめてシェアしたいと思います。
目次
ロフテッド軌道の意味は?29日に北朝鮮がミサイル実験
【特設:緊迫 #北朝鮮情勢】韓国軍は、北朝鮮がけさ発射した弾道ミサイルは高度が約4500キロまで上昇したと発表。北朝鮮の弾道ミサイル発射はおよそ2か月半ぶりで、韓国軍は米軍とともに、ミサイルの種類など詳しい情報の収集を急いでいます。https://t.co/3OwyM15EYC pic.twitter.com/oojDty9JeL
— NHKニュース (@nhk_news) November 28, 2017
29日午前3時17分ごろ、北朝鮮は西部の平安南道平城付近から日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射しました。
このミサイルは日本を飛び越えることなく日本海に落下したとのことです。
現在、米韓両国がミサイルの詳細について分析を急いでいるところです。
今回発射されたミサイルは、ロフテッド軌道を取ったと報道されています。
ロフテッド軌道ってあまり聞きなれない単語ですね。どんな意味なのか、以下で紹介したいと思います。
▶ロフテッド軌道とは?
ロフテッド軌道は、弾道ミサイルを打ちあげる際に、通常よりも角度を上げて高く打ち上げる方法のことです。
高く打ち上げるために、飛行距離は通常ほど伸びないものの、高高度に到達してから落下するように着弾するため、
着弾間際の速度が速く迎撃されにくいというメリットがあります。
今回のミサイル発射実験は、このロフテッド軌道での発射を実験するためのものだったのでしょうか。単純に飛距離を縮めて日本海に着水させるためという意図もあるかもしれません。
このロフテッド軌道でのミサイル発射は過去にもあったようで、今年5月14日のミサイル発射もロフテッド軌道で行われたようです。
ちなみに、ロフテッド軌道とは逆に、飛行距離が最大限に伸びるように効率化した軌道は、ミニマムエナジー軌道と言われるようです。
今回このロフテッド軌道を撃った意味としては推測の域にはなりますが
実験にて、過去最高高度を示したかったのだと思います。
それによって、技術の進化を世界に示すことになります。
同時に、日本など他国を直接攻撃しないためのものとも言えます。
ただ、脅すだけだなら、日本海に普通に落とすだけですが
技術の進化と、脅し、この2つを達成するためにロフテッド軌道が最適だったのではないでしょうか?
加えて「迎撃が難しい」軌道という指摘もあります。そういう意図もあるのかもしれません。
ネットの反応
北朝鮮ロフテッド軌道でミサイル発射に対するネットの反応をまとめてみました。
まとめ
今回のミサイルはロフテッド軌道という高い高度で発射されました。
飛距離は伸びないものの、落下速度が速く迎撃が難しい危険な軌道です。
Jアラートが鳴らなかったのは日本国土に落下する可能性がなかったためですが、
ニュースでもあまり報道されることなく知らないうちにミサイルが撃たれていたというのは怖い話です。
前日からサインはあったということですが、
何かお約束のようになっていて、実は政権の不満反らしといった、裏で口裏合わせがあるのでは的な陰謀論が渦巻いてしまうのも
しょうがないくらい、終わりがありません。
北朝鮮の挑発行為は今後も続いていくのでしょうか?
もしかしたら、国際関係も、今のようにやらせておくのが平和のパワーバランスとして
公には発表できないけれど、現状放置を決め込んでいるようにも思えてきました。
sportsflyhigh
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