ボワイヨは強いのか?
日本だけではなく、世界のボクシング界でも至宝とされる井上尚弥選手の次戦対戦相手が、年末12月30日にヨアン・ボワイヨ選手決定しました。
井上選手に関しては強すぎて相手が見つからず、
ファンの間でも階級内最強レベルとやらないと意味が無いと言われてしまう程の状態でした。
決定までにかなりの紆余曲折があったのですが、それを含めてボワイヨ選手について紹介していきます。
*上記画像はイメージで、ボワイヨとは関係ありません。
目次
ボワイヨは強い?戦績をまとめてみた
12月30日の対戦カードが組まれるまでにも、日本で統一戦が行われるのではと期待されていたり、
9月の前戦は本場アメリカでスーパーフライ級のトップ選手が集まったイベント「Superfly」に参戦し、
そこで勝利を諦めて防御一辺倒の相手にも、心を折って棄権させるというインパクトのある結末等、
本場でも高い評価を得て、アメリカへの再上陸を期待されています。
そんな井上選手ですが、年末にどのような相手とどこで試合するか注目されていました。
当サイトでも予想記事を以前あげましたが、井上選手の本望は統一選であり、
アンカハスやシーサケットなのですが、日程が合わなかったり、アンカハスがなぜか他の選手との試合になり
流れました。
せめてクアドラスやヤファイか?というところでしたが、違いました。
相手はヨアン・ボワイヨというフランスの選手に決定し、WBOスーパーフライ級6位という相手であり、
この選手が強いのかどうか気になるという方も多く、戦績等含めて紹介します。
見た目はこんな方です。
ボクシング、ボワイヨら練習公開 https://t.co/fBvmh3rOyC pic.twitter.com/DPaoA55VUP
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) December 25, 2017
細めの平井堅という感じです。
クリスマス休暇で、トレーナーなども27日までお休みで一人で日本で練習しているようです…。
海外らしいですね。日本では考えられません。
これには日本人からはかなり批判が出ています。
ボワイヨの戦績・プロフ
通称:Yo Boy
生誕:1988-01-08の29歳
出生:France
デビュー:2009-11-07
タイプ:オーソドックス
戦績:41勝4敗26KO
全戦績:http://boxrec.com/en/boxer/517855
ボワイヨの戦績は41勝4敗26KOという40戦以上のキャリアを持つフランスボクサーです。
井上選手にとって7度目の防衛戦であり、ファンの間ではビックマッチへの軽い調整試合のように見られている意見もありますが、ボワイヨは29歳で現在30連勝中です。
身長は171センチとこの階級としては長身ボクサーで、身体の特徴を活かした高いガードやスイングの良いパンチ、スピードは井上選手の方が圧倒的に分がありますが、それなりに速いボクサーです。
4敗していますが、これはキャリア序盤に喫した敗北であり、偉大なボクサーでもキャリア序盤には連敗したりする例は多く、
試合間隔も短くキャリアを重ねている事からも、頑丈な体を持っていると考えて良いでしょう。
フランスだけで試合している自国引き籠りタイプではなく、様々な国に出向いて試合していますから、強心臓も予想されますし、何よりも注目したいのは、カールフランプトンという超強豪相手に判定まで行った過去があるという事です。
フランプトン
フランプトンも並の王者では無いですし、その相手に判定まで持ち込めるというのは、
一般的な世界ランカーでは難しいですから、少し不気味な相手とも言えるでしょう。
(Artur Movsesian)
Movsesianというそれなりにバランスが取れた相手にも勝利しており、世界ランカーとしての力は備えていると考えられます。
ボワイヨ選手は階級も転々としており、6階級上のスーパーライトでも試合経験がありますし、
開催地や階級絞らずどこででも何でもやるタイプです。
ちょっと怖いですね。
ちなみにボワイヨ選手の動画をのせなかったのですが、公式的なものがなかったので、気になる人は以下リンクを参考にしてください。
https://www.youtube.com/results?search_query=Yoan+Boyeaux
ボワイヨの評価は?
弱くはなさそう
出典:twitter
等の意見はありますが、井上選手に対して何かが出来る武器があるわけではないという評価が多いです。
動画サイトでもまだまだビヨンボに対してのコメントも少ないですが、クリアしなければいけない相手でしょう。
懸念点など
あえて、懸念点を含めて見解をあげると
・井上選手が身長162㎝、ボワイヨが171㎝。ということで、リーチもおそらく5㎝~くらい違うと思われる点
・ボワイヨは線が細い。アンカハスや井上選手に比べパンチには弱いのでは
というところで、リーチに井上選手が手こづるかどうかではないでしょうか?
同じ階級とは思えないほど、10㎝の背の高さの違いがあります。
その点だけが心配ですが、身体は前回のニエベスのように細いですし
力やスピードでは井上選手には勝てないのだろうというのは伝わってきます。
まとめ・感想
ボワイヨは底が知れない不気味さはありますが、完成度は圧倒的に井上選手が上ですし、
この試合をクリアしてから統一戦を行うなり、アメリカで「Superfly2」が企画されていますから、そちらに突き進んでもらいたいです。
年齢的にも練習で体が大きくなっていくので、スーパーフライでの試合は残り少ないですし、バンタム級に転級して快進撃を期待しますが、まずは年末の試合をクリアして、怪我せず次戦のビックマッチに繋げる事を期待します。
ボクシングにはラッキーパンチがありますし、勝負事に絶対は無いですが、KO勝ちして怪我無く次に進むでしょう。
来年の2.24に開催される「Superfly2」出場に弾みが付く勝利を望みたいです。
>>追記
「Superfly2」には出場しないことが報道されています。
井上選手としてはアンカハスと統一選がやりたかったところでエスが、2度目逃げられました。
放映権の問題ということで、理屈はあっているのですが2度続くと逃げているとしか思えません。
なので、井上陣営はバンダム級に階級を上げて勝負することを宣言。
バンダム級はそんなに有名な選手はいませんが、あえていうなら先日11秒KOの世界戦での最速記録を作った
ゾラニ・テテ選手は怖いですね。
その対戦は楽しみです。
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