井上尚弥の戦績最新版をまとめていきたいと思います!
モンスターの異名を持ち、今最強のボクサーとも言われる井上尚弥ですから、戦績もモンスター級でしょうね。
経歴や印象的な試合とともに見ていきましょう。
井上尚弥の戦績最新!
戦績最新の前に、まずは井上尚弥の経歴を見ていきましょう。
井上尚弥の経歴
井上尚弥は、2012年10月にプロデビュー、4回KOで白星デビューを飾りました。
その後、数々の相手をKOで倒し、2013年には日本ライトフライ級王者の田口良一と対戦。
判定勝ちを収め、国内最速タイの4戦目で日本王座を獲得。
さらに2013年には東洋太平洋王座も獲得します。
そして2014年4月、プロ6戦目で世界タイトルに挑戦。
WBC世界ライトフライ級王者アドリアン・エルナンデスと対戦し、試合開始早々から一方的に圧倒、途中左足をつるというアクシデントがありながらも6回TKO勝ちを収め、日本人男子最速の世界王座を獲得しました。
その後、井上は減量苦を理由に一気に2階級上のスーパーフライ級に転向。
2014年12月に王座挑戦。初の対戦相手は、当時スーパーフライ級世界最強と言われた王者オマール・ナルバエスでしたが、試合序盤から井上がダウンを複数奪う一方的な展開になり、2回KO勝ちで世界最速の8戦目で飛び級での2階級制覇を達成。
この試合の衝撃で世界に認知され、さらに日本でも井上尚弥は強いという認識がいっきに拡散しました。この試合はそれだけ衝撃だったのです。
2015年12月には初防衛に成功。
そして2017年9月、5度の防衛を成功させた井上が念願のアメリカデビュー。
対戦相手は地元選手のアントニオ・ニエベス。事前予想通り井上が圧倒し、6回終了時棄権により6度目の防衛に成功。華々しいアメリカデビューを飾りました。
本当は華々しいKOが理想的でしたが、相手が逃げ回ってしまって6回まで伸びましたが、誰の目に見ても圧倒的な差でした。
今年年末にはヨアン・ボワイヨと7度目の防衛戦を控え、2018年はついにバンダム級に転向し、さらなる高みを目指します。
最新戦績一覧
井上尚弥の戦績最新版は以下になります。
アマチュア:81戦75勝(48KO/RSC)6敗
プロ:15戦15勝(13KO)0敗
1戦目 vsクリソン・オマヤオ 勝利(4R 2:04 KO)
2戦目 vsガオプラチャン・チュワタナ 勝利(1R 1:50 KO)
3戦目 vs佐藤友樹 勝利(10R 1:09 TKO)
4戦目 vs田口良一 勝利(10R 判定3-0)
5戦目 vsヘルソン・マンシオ 勝利(5R 2:51 TKO)
6戦目 vsアドリアン・エルナンデス 勝利(6R 2:54 TKO)
7戦目 vsサマートレック・ゴーキャットジム 勝利(11R 1:08 TKO)
8戦目 vsオマール・ナルバエス 勝利(2R 1:20 KO)
9戦目 vsワーリト・パレナス 勝利(2R 1:20 KO)
10戦目 vsデビッド・カルモナ 勝利(12R 判定 3-0)
11戦目 vsペッバーンボーン・ゴーキャットジム 勝利(10R 3:03 KO)
12戦目 vs河野公平 勝利(6R 1:01 TKO)
13戦目 vsリカルド・ロドリゲス 勝利(3R 0:59 TKO)
14戦目 vsアントニオ・ニエベス 勝利(6R 終了 TKO)
15戦目 vsヨアン・ボワイヨ 勝利(3R 終了 TKO)
プロでは今のところ無敗の井上尚弥。
KO率も14戦中12回と非常に高く、圧倒的パンチ力のモンスター感が伝わってきます。
2018年はバンダム級に階級を上げての挑戦となりますが、バンダム級でも無敗がどこまで続くか楽しみですね。
また、PFPランキング(パウンドフォーパウンド*階級を超えた、専門家によるランキング)で現在7位です。
先日まで8位でしたが、ロマチェンコに負けたリゴンドーの評価が下がり8位に後退したことで、井上が繰り上げられています。
ここにランキングされるということで、どれだけ評価されているかが分かります。
個人的にも、ロマチェンコとゴロフキン以外には間違いなく勝てそうな感じはします。
印象的な試合
井上尚弥の過去の試合には、いろいろな印象的な試合がありました。
中でも強烈に印象に残っているのは以下の3つの試合です。
まずは、2014年12月30日に行われたナルバエスとの一戦。
ナルバエスは当時、フライ級世界王座を16連続防衛、WBO世界スーパーフライ級王座を11連続防衛中で、プロ・アマキャリアを通じて一度もダウンをしたことのない世界最強ボクサーでした。
井上自身も「観客からのブーイング覚悟でKOは捨てて判定でもいいから勝ちにいかないと勝負にならない相手」と、ナルバエスとの圧倒的力の差を感じながら試合に臨みました。
しかし、蓋を開けてみれば井上が初回からダウンを2回奪う一方的な展開となり、2RKOで勝利。
誰もがナルバエス有利と見ていた試合だっただけに、世界中に衝撃が走りました。
2つ目は、3度目の防衛を成功させたペッバーンボーン・ゴーキャットジム戦。
なんと、井上はこの試合の2、3週間前に腰痛を患い、しかも上記のナルバエス戦で痛めた右拳の影響でかなりピンチの状態でした。
しかし、モンスターはそれでも相手にポイントを与えず、打ち合いの中でダウンを奪い、10RKO勝ちを収めました。
怪我などで万全のコンディションでなくても相手をKOしてしまう、本当に何者なんでしょう(笑)
最後は、アメリカデビュー戦となったアントニオ・ニエベス戦
井上にとってアメリカデビューはずっと掲げてきた目標で、ついにその願いが叶った瞬間でした。
ロマゴンvsシーサケット戦の前座としてニエベスと対戦した井上は、終始相手を圧倒。
6回終了時にニエベスが戦意喪失し棄権、ボクシングの本場アメリカの選手の心をも折るというモンスターっぷりを見せ、鮮烈なアメリカデビューを飾りました。
ニエベス自体はそこまでの強敵ではなく、事前予想でも井上が勝つと言われていた試合ではありましたが、敵地に乗り込んであそこまで圧倒してしまう姿にはアメリカのボクシングファンもかなり衝撃を受けたようです。
ネットの反応
井上尚弥に対するネットの反応をまとめてみました。
まとめ
井上尚弥の最新戦績をまとめてみました。
改めて未だプロ無敗のすさまじさが伝わってきましたね。
もちろん減量していた階級は、足つったり、腰を痛めたりしてきつかったようです。
ですので、本当ならすべてKO勝ちしていてもおかしくないくらいです。
井上選手の伝説で語られるのが格上階級の渡辺選手とスパークリングをしていて
ガードの上からのパンチで骨折させてしまったことです。
それだけパンチ力が半端ない、ということで、これは本当に天性のものと言えるでしょう。
2018年もKOしまくってくれることを期待しましょう
そして、いつかロマチェンコとの試合を見てみたい。
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小汰郎
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