高校サッカーの試合時間はなぜハーフ40分なのでしょうか?
盛り上がりに欠けたり、PKが多かったりと批判もある高校サッカーの試合時間ですが、その理由が気になります。
考えられる理由やハーフ40分に対するネットの反応をまとめていきます!
高校サッカーの試合時間ハーフ40分の理由は?
本来、プロサッカーの試合はハーフ45分、1試合90分となっています。
一方、高校サッカーはハーフ40分、1試合80分です。
前後半合わせると10分も試合時間が変わってきます。
サッカーの試合での10分というのはとても大きく、「あと10分あれば逆転できた…」「最後の10分で決勝点が入ってしまった…」というのもよくあることです。
体力的にプロに劣る高校生の試合だからと考えがちですが、高校野球はプロ野球と同じく9イニングで試合を行っています。
では、なぜ高校サッカーの試合時間はハーフ40分なんでしょうか?
理由を調べてみると、どうやらテレビ中継の放送時間の都合上であるという説が有力のようです。
表向きは連戦が続き、中1日程度で試合をさせるのは高校生の体力的に危険だとし、試合時間を短縮することが目的とされていますが、真の目的は放送時間の枠に収まらせるためなのだとか…。
高校サッカーの放送枠はだいたい2時間。2時間ではハーフ45分で試合を行い、PK戦になった場合、放送枠に収まらなくなってしまいます。
一方、ハーフ40分にするとPK戦にまでもつれても2時間の放送枠に収まるとのことです。
サッカー協会はハーフ45分を推奨していて、ユースの試合もプロと同じ45分で行われているものの、テレビ局の強い要望で高校サッカーはハーフ40分の試合時間が適用されていると言われています。
実際、90分の試合を連戦でこなしていくのはプロでもかなり厳しく、選手の安全を守るためという目的では40分ハーフはありだとは思いますが、放送枠に収まるようにするためというのは納得がいかない気もしますね…。
高校サッカーは盛り上がらないという批判もあるが…
実際に、ハーフ40分の試合時間のせいかはわかりませんが、高校サッカーは盛り上がらないという批判もあるようです。
放送の仕方や、サッカーというスポーツの普及がまだ不十分という点も理由の1つとしてあるとは思いますが、ハーフ40分という試合時間も、高校サッカーが盛り上がらないと言われる大きな理由の1つなのではないかと思います。
試合時間が短ければPK戦になる確率も上がりますし、PK戦は所詮運によるところが大きいため、相手を圧倒する内容で試合をしたものの、1点を取れずにPK戦になってしまったチームがPKであっさり負けてしまうというのも日常茶飯事です。
80分の積み重ねが一瞬で水の泡になってしまうような展開では見ている方も興醒めかもしれませんね。
連戦がきついのなら日程を工夫すればいいだけですし、放送枠のために試合時間を短くするというのは残念です。
高校サッカーが高校野球と同じくらいに盛り上がるためには、そうした工夫が必要なのではないでしょうか?
ネットの反応
出典:twitter
高校サッカーに対するネットの反応をまとめてみました。
まとめ
高校サッカーが40分ハーフの試合時間なのは、どうやら2時間の放送枠に収まるようにするためという説が有力です。
選手の疲労を考える意味でも40分ハーフはありかもしれませんが、PKになりやすく、盛り上がりに欠けるのも事実です。
高校野球と並んで盛り上がっていくためには、日程を工夫しプロと同じ45分で試合を行うというのも必要かもしれませんね。
小汰郎
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