エンダムは本当に強いのか? その疑惑を検証していきます。
村田諒太選手が、前回のいわくつき判定で、WBA会長から再戦を指示され
日本の国技館にて、村田諒太vsエンダムのミドル級タイトルマッチがフジテレビ独占放送で
10月22日8時20分ごろ(前座とかあるので正確ではない)ゴング開始します。
これに勝てば、ゴロフキンvs村田諒太もあり得ることなので、個人的には非常に楽しみです。
ところで前回を見てもよくわからなかったのですが、エンダムって、強いの?
目次
エンダムは本当に強い?
エンダムは見た目は確かに強そうです。
黒人でしっかりとした筋肉がついていて、こんな人が街を歩いていたら、私だったら目を合わせないようにそこらへんの猫を見ているふりをすることでしょう(苦笑
PRスポットが出来上がりました!
拡散よろしくお願いします!!#村田諒太VSエンダム2#フジテレビ #fujiboxing#フジボクシング#村田諒太#エンダム#両国国技館 pic.twitter.com/rhi9tjmMAS— フジテレビ☆ボクシング (@fujitv_boxing) October 9, 2017
あの村田がエンダムからとったダウンを見ても、明らかに技術的に村田が上でした。
エンダムの方が手数が多かったということですが、素人ではありますが納得は行きませんでしたね。
審判も解雇されましたし、やはり審判の不正、アジア差別があったように思えました。
(実際、1人は過去に日本人に不利な採点をしていたと報道されていました)
と、話はそれましたが、エンダムですが、元WBO世界ミドル級王者であり、現WBA世界ミドル級王者であることには間違いがありません。
疑ってしまいますよね。
村田選手が強いのか、エンダムがたいしたことないのか、そこが分かりずらいので
エンダムが今まで戦ってきた選手をやはり詳細に見たいと思います。
エンダムのプロフィール
本名:Hassan N’Dam N’Jikam ハッサン・ヌダム・ヌジカム
*日本のメディアは、アッサン・エンダムと呼んでいる
年齢: 1984年2月18日の33歳
出身:カメルーン ヤウンデ
国籍:フランス
身長:181.2cm
リーチ:187.5cm
戦績:36勝(KO21)2敗
スタイル:オーソドックス
エンダムの戦績
まず、ネットで探しても、日本語サイトにはどこにもなかったエンダムの戦績を詳しく載せます。
2017-05-20 Ryota Murata* 12勝0敗0 判定勝 (空位のWBA世界ミドル級タイトル)
2016-12-17 Alfonso Blanco 12勝0敗0 KO勝 (暫定WBA世界ミドル級タイトル)
2016-07-30 Tomasz Gargula* 18勝2敗1分 TKO勝
2016-05-27 Robert Swierzbinski 16勝5敗1分 TKO勝
2016-03-12 Patrick Mendy 16勝9敗1分
2015-06-20 デイビット・レミュー 33勝2敗0 判定負け (空位のIBF世界ミドル級タイトル)
2014-10-01 Curtis Stevens 27勝4敗0 判定勝
2014-04-16 Fulgencio Zuniga 26勝8敗1分 判定勝
2014-02-15 Ricardo Marcelo Ramallo 15勝4敗1 TKO勝
2013-12-14 Anthony Fitzgerald 14勝5敗0 判定勝
2012-10-20 Peter Quillin 27勝0敗0 判定負け( WBOミドル級王者タイトルマッチ)
2012-05-04 Max Bursak 24勝0敗1分(暫定WBOミドル級タイトルマッチ)
2011-04-02 Giovanni Lorenzo 29勝3敗0 判定勝 (暫定WBAミドル級タイトルマッチ)
2010-10-30 Avtandil Khurtsidze 23勝1敗2分 (暫定WBAミドル級タイトルマッチ)
2010-06-12 Omar Gabriel Weis 40勝9敗3 KO勝 (空位のWBAミドル級タイトル)
2010-03-20 Cagri Ermis 8勝7敗2分 TKO勝
2009-12-10 Sergio Jose Sanders 17勝2敗1分 TKO勝
2009-10-24 Jeferson Luis Goncalo 20勝5敗3分 判定勝
2009-06-27 Gennady Martirosyan 17 1 0 KO勝
2009-05-28 Michael Monaghan 18勝24敗0 TKO勝
2009-03-05 Samir dos Santos Barbosa* 21勝4敗3分 TKO勝
2008-12-11 Affif Belghecham(仏) 15勝2敗1分 判定勝
2008-09-18 Woulid Guarras(仏) 18勝3敗0 KO勝
2008-05-15 Mehdi Amar(仏) 18勝1敗0 判定勝
2008-04-17 Eugen Stan(仏) 5勝35敗1分 PTS勝
2008-02-21 Mounir Sahli(仏) 7勝9敗0 TKO勝
2008-01-24 Kamel Belhachemi(仏) 8勝0敗0 KO
2007-12-08 Mike Algoet(仏) 27勝30敗1分 判定勝
2007-10-27 Ali Benchabla(仏) 6勝9敗2分 TKO
2007-06-29 Mike Algoet(仏) 27勝27敗1分 判定勝
2007-04-06 Malkaz Berkatsashvili(仏) 16勝6敗0分 判定勝
2007-03-24 Vepkhia Tchilaia(仏) 8勝4敗0分 判定勝TKO
2006-06-17 Zied Sassi(仏) デビュー戦 TKO
2006-02-24 Pavel Florin Madalin(ルーマニア) 3勝22敗2 KO
2005-10-31 Adrian Cerneaga(ルーマニア) 0勝2敗1 TKO
2005-06-25 Lubo Hantak(仏) 0勝3敗0 TKO
2005-02-04 Didier Nkuku Mupeko(仏)6勝16敗4分 判定勝
2004-12-04 Alexis Culit(仏)(4勝23敗)TKO勝
これを見ると、ゴロフキンやアルバレス、ジェイコブスといった、PFPランクに入るような選手と直接試合していないことが分かる。
ただ、デイビット・レミューとやっていて、判定負けている。
空位だったところに正規王者になる、といったパターンも散見されて、ゴロフキンには絶対負けるな、という印象があります。
ちなみに、PFPランキングを出している有名なボクシング雑誌のリングTVのミドル級をみますと
チャンピオンにアルバレス
1位:ゴロフキン
2位:ダニエル・ジェイコブス
3位:デイビット・レミュー
4位:ビリー・ジョー・ソーンダース
5位:SERGIY DEREVYANCHENKO
6位:アンディ・リー
7位:エンダム
8位:村田諒太
という順位を付けています。
彼らは、総合的に技術を見て判断するので、このランキングはそれなりに信頼性のあるものと判断できます。
これを見ると、エンダムは、ジェイコブスはもちろん、WBO王者ながら、WBA王者のソーンダース(サンダースとも呼ばれる)や、元WBO世界ミドル級王者アンディーリーよりも評価が低い。
王者でありながら、その中でも一番弱い王者と言っていいかもしれない。
世界の反応
詳しそうな人のコメントを抜粋してみました。
出典:twitter
エンダムは強いか?まとめ
エンダムはもちろんWBAの王者まで上り詰めたという意味では強いですが、
やはりリングTVがランキングしているのがすべてで
IBF・WBOやWBA元王者よりも、評価が低いとされています。
それだけ、「強打とスピード」だけであり、スキルが低いという評判がすべてでしょう。
ですので、前半のスピードがあるうちに捕まえられなければ勝てる可能性は十分にあるというところかと思います。
村田選手の前回のダウンの技術やブロックを見ても、技術的には村田選手の方が明らかに上で
相手の意外な回復力や手数で判定で持っていかれた感じはありました。
ダウンを急ぐのもあれですが、後半に持ち前の技術と戦略で、ダウンを奪えれば、と思います。
どうしても、村田選手がいるうちに、ゴロフキンvs村田諒太、を見たいです!
■関連記事
・村田諒太とゴロフキンもし戦ったら?「スパーリングやったことも」「GGGにはまだまだ」
sportsflyhigh
最新記事 by sportsflyhigh (全て見る)
- 【バスケ】身長を伸ばすための鉄則を大公開! - 2018年9月25日
- 大阪桐蔭根尾選手!プロ4球団から注目を受ける!? - 2018年7月25日
- 2018W杯ロシア大会で生まれた歴史的記録たち! - 2018年7月24日
この記事へのコメントはありません。