金融庁が２０１８年２月２日、雪の中コインチェックへの立ち入り検査を行っている。
いろいろな情報とびかっていますが、事実と妄想を分けて考えなければなりません。
事実と確定してない妄想をまるで、事実のように「計画倒産だ」「金曜日に破産申請だ」と拡散するのはよくない。

実際、コインチェックにお金を預けている人が、コインチェックをたたくのはおかしいことです。
私も預けていますが、預けているからこそ、しっかりと立て直してほしいと応援しています。
預けているのに叩くということは、よりコインチェック倒産のリスクが高まり、自分の首を絞めることです。
それに気づいてなく、陰謀論を拡散するのは私には理解できません。

セキュリティの脆弱性は、FalshもあるしiOSも度々出るし、どのブラウザでも毎回言われますよね。
Googleの広告には偽ウォレットが表示されたのにもうgoogleは叩かれない。
あの偽広告に何億＄と流失したと言われている。

で、コインチェックの脆弱性が指摘されたらこれです。
被害妄想が強い集団による誇張が蔓延しているのか、他の仮想通貨取引所がここぞとばかりに仕掛けたのかかしりませんが
もしコインチェックが倒産したら、被害妄想と被害意識が強い世論圧力であるということは忘れてはいけません。

コインチェック金融庁立ち入りで暴落！

実際コインチェックに金融庁が立ち入り検査したのは、自己保身の面もある。
金融庁が批判されないために早めに動いたのもあります。
実際１３日にコインチェック側から発表があることが言われていますが
それまで待てないというのもあったので、抜き打ちではなく
マスコミに告知してからいくことで
安心感または、金融庁に対する信頼をあげる行為でもあります。

それをさもコインチェックを悪と仕立てあげての報道は金融庁の思惑通りとなります。

また、以前の報道で、金融庁は「誰がセキュリティをどう管理しているのか、全然理解できない」という話をしていますが
多分金融庁の人事態、最新のテクノロジーを理解できてないというのもあると思います。

【いくら話を聞いても…】金融庁は仮想通貨流出問題で、仮想通貨取引所「コインチェック」に立ち入り検査。今回の立ち入り検査について、金融庁の幹部は「いくら話を聞いても、どういう人間がどういうセキュリティーを動かしているのか全然わからない」←笑ってはいけないが、笑ってしまった。 pic.twitter.com/z8g8no3TwJ

— Mi2 (@YES777777777) February 2, 2018

実際どんどん技術や新用語は出来ていき、DAGやらDEXやらDAppasやら新しい言葉はどんどん出ていき
実際に人がセキュリティを監視するのではなく、技術がセキュリティを監視するわけで
金融庁のお年寄りでアナログ人間もたくさんいると思うので、
それなら「全然理解できない」というのは「時代についていけない」という意味での理解できないということと思われる。

実際、これについていける人は少ないと思われる。
それゆえ、コインチェックのセキュリティやシステムの脆弱性を指摘する資格は誰にもないくらいで
技術について無知な人間が傲慢に振りかざしているだけの状況と言える。

iOSやexPlorerもたくさん技術的欠陥を露呈しては改善改善している最中だ。
完璧な人がいないように、完璧なものはない。

恐らく立ち入り検査の結果も「よく分からない」で終わると思う。

しかし、コインチェックが１２月は５兆の売り上げと噂されていて、
百億程度の資金があることは確実視されている。
ただ、それをどう保管・流用していたか？というところが争点なのだろう。

コインチェックを長く運用していた人は分かると思うが
けっこう誠実に対応してきた会社だと思う。
私も何度かお問い合わせをしたことがあるが
不完全なところはあっても立て直してほしい、と切に願うばかりである。

ネットの反応

こんなに暴落するの？ってくらい仮想通貨値段下がってない？コインチェックの指定したネムの値段が良心的に見えてきた

— とろさーモン (@AU735RIrbOLYsur) February 2, 2018

根拠はないけど、そろそろリバるのではと予想
コインチェックの現状は火に油を注いでいるようなものなので、一度冷静にならないと全員が不幸になってしまう展開を危惧

— シェリー 株&仮想通貨 $LEND $QASH (@shelly______) February 2, 2018

二週間の余裕を与えてその前に立ち入り検査、というのは多分ネットの風評を見ての話なんだろう＞コインチェック社　金曜中に会社潰す、とかの話

— stonehead (@hogehoge1192) February 2, 2018

そうだとしたら、金融庁は2chに動かされる時代なんですね…

銀行の調査もこれくらいスムーズにすれば誰も文句は言わない。でも現実は…日本は何でもダブルスタンダード。だからルールが解らないって海外からも敬遠される…

コインチェックに立ち入り検査へ 金融庁 財務内容を調査 | NHKニュース https://t.co/jp193XgjDo

— 1956ryu (@11956ryu) 2018年2月2日

https://twitter.com/markbasser/status/959251030914445312

コインチェックの問題とか蟻さんレベルに見えるぐらいのテザー

— らいす (@komekomegame) February 2, 2018

気づけばコインチェックの補填単価より下がってる。いまなら事件を契機にネムが増える！？

— じん＠脱普通会社員 (@datu_hutu) February 2, 2018

コインチェックの流出事件の一番の損失は、仮想通貨は「国家権力の頸木から解き放たれた新しいお金」だという物語が毀損されたことだと思う。行政がきちんと監督しろ、補償しろという声が大きくなるにつれて、次第に平凡な金融商品の一つに成り下がっていくだろう。

— 渡辺遼遠 (@liaoyuanw) January 31, 2018

$XEM が瀕死
これコインチェック復活したら爆上げ来ちゃうパターンなのかな pic.twitter.com/aStGL4Bywb

— Ryder (@Galaxia_GT) February 2, 2018

まとめ

金融庁が「利用者の保護」を名目に動いています。
金融庁はここで、庶民の味方的役割をやることで、金融庁は株をあげます。

しかし、暗号通貨は非中央集権型がメリットであり、
現在の資本主義社会で金を刷って刷って貧富の格差を広げ、資本主義の限界を露呈させた
中央集権に愛想を尽かせた先にあるものです。
しかし、こうして投機失敗によって、中央集権を望む人が多く出るという逆戻り。

といっても、ビットコイン８０万、９０万円台というのもまだまだ高いですね。
このような暴落は今までも何度もありました。
これはひとつの事件に過ぎません。

ただ、コインチェック騒動は、あくまで冷静に
どうなることが結局自分の利益になるのか
考えて言動していかなければなりません。

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