1月26日に不正送金されたNEMの補償についてコインチェックは、ホームページで、日本円で約460億円、保有者約26万人に保証すると発表しました。
これについて、そんなに金があるのか?そんなに儲かるのか?という驚愕の声が出ています。
コインチェックや和田晃一良社長の資産は本当にそれだけあるのでしょうか?調べてみました。
コインチェック和田晃一良社長の資産どれだけあるの
コインチェックの1/27の発表によれば、失われたNEMの基本通貨XEMは保有数総額5億2300万XEMで、補償金額が88.549円×保有数総額は5億2300万XEMということですので、
単純に計算して、約460億円ということになります。
コインチェックや和田晃一良社長(27歳)の資産は、これに十分耐えうるものなのでしょうか?
コインチェックは非上場なので財務表は公表されてないため、あくまで推測となりますが、次のような情報があります。
・XEM(NEMの基本通貨)は日本で取引所大手のコインチェックが取り扱いを開始して以降、1か月で約7倍にまで急騰した。
・昨年末の出川哲朗のCM効果もあり、一気に知名度を上げ、コインチェックは日本最大級の仮想通貨取引所となった。
・2017年にコインチェックの取扱量が急激に伸びた理由について、コインチェックが扱っている仮想通貨の種類が多かった点を挙げた。
・12月のアルトコインブームでコインチェックは5兆の売り上げがあったと噂されている。
*アルトコインとは、ビットコイン以外の暗号通貨の総称で、NEMもこれに含まれる。
『日本で一番簡単にビットコインを買える取引所』として2014年8月にサービスを始めたコインチェックが、NEMを扱うことでどれだけ伸びたかを時系列で推測してみましょう。
NEMの円に対するチャート
NEMを扱い開始した昨年4月と比較すると、NEMの基本通貨XEM/YENは、事件が起こった現在でも、30数倍の値上がりとなっています。
この値上がりは、コインチェックがNEMを扱いだしてから1月後に7倍と、さらに大きな話題を呼んだ出川哲朗の全国TVCM開始した昨年末に、30数倍と驚く高騰を見せています。
当然、コインチェックに顧客が殺到し、手数料だけ考えても大きな利益をもたらしたと思えます。今回補償対象者が26万人という数字にも驚きました。
コインチェックの資産構成が実際どうなっているかは分かりませんが、460億円の含み資産を保有していてもおかしくはありません。
この世界では、1000万円の元手をこの1年だけで数億にしたというトレーダーが、ごろごろいるようですので。
一方、和田社長自身の資産はどうでしょうか?これもはっきりしませんが、コインチェックが大きな収益を上げるに従い、
社長の個人資産も当然大きなものになっていると推測されます。
但し、あくまで、コインチェックは株式会社ですので、道義的には別として、今回の事件が意図された違法行為であることがはっきりしない限り、
和田社長自身が個人資産で、損失補てんする義務は当然にはないはずです。
460億補償に関するネットの反応
株で資産3億円を実現するための作戦室 : コインチェックが返金する460億円の出どころは和田社長のポケットマネーでは!?との噂が広がる。そんな金持ちなん? https://t.co/ZYt5fg5S9U pic.twitter.com/HfnHhYbsWa
— 株で稼ぐよ1兆円 (@kabukoreok) 2018年1月28日
「返金できる資産がCC社にあった」なら、何故和田社長があれだけ狼狽した様子を見せた?
何か嫌な違和感を覚える。 https://t.co/BCEYWMDAlB
— メガネのパパ (@ky19640408) 2018年1月27日
うむ。でも記者会見で和田社長死にかけてたし、やっぱ600億円っていうのは会社破産ギリギリの金額だったんではと思う。
「自己資産で全部補填します」と言えど、会社のお金は相当かき集めたんでは。それこそ持ってる仮想通貨を別の取引所(BitFlyerとか)に売却しまくったとかしてそう。
— スイ@ほぼ冬眠中(´・ωゞ) (@nekosamurai411) 2018年1月27日
俺もCCに資産入れてたから不安だけど、それよりも状況を全部把握している和田社長の会見状態を見て心配してしまった。
人生諦めないで欲しい。
コレからが大変だと思うけど。
でも絶対乗り越えてほしい#コインチェック #和田社長がんばえ— 笑エル男 (@almina_627) 2018年1月26日
コインチェックの記者会見の映像見てるなう。
自分の数百万分の資産も飛びそうで辛いですが、それよりも無能記者に詰められてる27歳の和田社長の方に同情してしまうのは、きっと自分が起業家だからかな、、、
お金は別にまた稼げばいいですが、こんな風に信頼を損ねたら彼のキャリアが終わってしまう😷— ケースケ🇹🇭タイで円→仮想通貨/バーツ生活 (@Keisukexlife) 2018年1月26日
事件発生から12時間後に不眠不休で記者会見。更にそこから不眠不休で、24時間後に、この神対応!
「ユーザーの皆様の資産を最優先に考える」武士に二言無し!有言実行!
和田社長と大塚さん率いるCC運営陣はこれから益々強くなると確信してます!
失敗を乗り越えてから、更に高見へ飛べると思います😭 pic.twitter.com/4T9It6mzZo— 黒猫団長 (@kuronecoin) 2018年1月27日
あとね、和田社長と大塚取締役の個人資産で顧客の保証しろと言ってる人いるけど、会社やってる身からすると個人と法人は別なのね。感情的にはわからなくはないけど、それを当然とする発想はかなり危険。それよりも顧客個人でやれる事があったのにやってなかった事を悔やんだ方が生産的。
— 偽わたなべ@リップル (@9VHjbpzSZGynB7n) 2018年1月27日
その通り!
なんの正義感が知らんが、
和田社長を守ってもなにもならん。
今回の一件は、経験不足と過信によるものに違いない。年齢差別も資産で勝ち組と判断しとるのも結局同類だわ。— 諭吉君@仮想通貨に人生をかけた男 (@diedaifuck) 2018年1月27日
*規約に準じて掲載しております。もし掲載不可でしたらすみやかに削除しますのでお問い合わせください。
意外に「人生諦めないで欲しい」「和田社長と大塚さん率いるCC運営陣はこれから益々強くなると確信してます!」など応援の声も少なからずあります。
まとめ
和田社長、コインチェックがこの禍を転じて苦境を乗り切ることができれば、かえって大きな信頼を得て、日本の仮想通貨市場全体も信頼を取り戻せるのではないでしょうか?
大手マスコミを初め、コインチェックのリスク管理の甘さをつついて、和田社長の責任を追及する声が圧倒的ですが、
ネットには、和田社長の今後を心配する声や、頑張れとの応援の声があります。
ここまでくれば、日本の仮想通貨市場がなくなるなどということはないでしょう。
今回の事件を機に、市場が健全に育ってゆき、新たな事業への投資が盛んになるなどの効果が生まれれば、
この事件も意味あるものであったと言えるようになると思えます。
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