1月場所で27日、西前頭3枚目の栃ノ心が
初優勝を飾りました。
13年名古屋場所での大怪我から4年半の月日が
経っての優勝で、12年夏場所の旭天鵬以来となる
平幕優勝を果たしました。
さて、そんな栃ノ心に対して、一部から
こんな声が…。
「緩めのまわしって卑怯だと思いませんか?」
ということで、今回はその真実と、
それからについて話をまとめていきます。
目次
栃ノ心のまわしは緩い?
そもそも発端は、テレビでの解説が始まりでした。
まわしをゆるく締め、相手から投げにくくなるのを
「ゆるふん」というそうです。
なんだか「ゆる」い「ふん」みたいな感じで
イメージが悪いですね。
その解説の際にテレビに出ていた画像が、
栃ノ心の画像なんですね。
実際に過去には、別の親方にも注意されるなど、
問題もあったようですが…。
そのせいだけで今回のように、大きな問題には
ならなかったと思います。
まわしが緩いのはなぜ?一部で物議に
ただ、その「ゆるふん」は他の力士もしているようで、
勝利したい為に編み出した知恵でもあります。
そして緩い状態で相撲を取り続けると、
「あっ」と声が出てしまう状態になるようです。
しかし今回の場合、それだけでここまで批判されません。
実は、栃ノ心の出身部屋は春日野部屋なんですね。
春日野部屋、と聞いて「あっ」と思う人は、
普段からよくニュースを見ていると思います。
実は場所中に弟弟子さんに対する暴行事件が発覚し、
春日野親方が、その対応に追われていたんですね。
元々厳しい部屋だったようですが、そのプレッシャーや、
師匠に対する苦言もある中で頑張りたいという反骨心。
それらがあって、栃ノ心は頑張ったんだろうと思います。
勝つために、しっかりと本場所は縄をきつく締めていた
こともありますし…。
そこまで批判するまでもないと思います。
<千秋楽の様子>優勝パレード出発前、幕内優勝した栃ノ心。旗手は碧山。#sumo pic.twitter.com/81dWTL3ZLI
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) January 28, 2018
ネットの反応まとめ
上記のようなこともあってか、一部ネットでは、
「栃ノ心の優勝で暴力が肯定されないことを願う」
という厳しい意見もあります。
また、
「ゆるふん過ぎて汚い」
「ゆるふんで汚い勝ち方して優勝。暴力事件に
関して怪しい親方で、素直に祝おうと思わない」
という厳しい意見もあります。
ただその一方で、
「まわしをシッカリしめてねぇ」
といった、応援している声もしっかりあります。
また、27日の遠藤関との取組でも、
まわしをとって優勝したりしましたし、
「親方からいただいた」まわしを使っている、
と公言したことから、だいぶ気をつかっている
ことは読み取れますね。
感想・まとめ
今回のように、純粋に栃ノ心だけを見ると
怪我をして、それを乗り越えての優勝です。
確かに、ゆるふん過ぎて、「ちょっとまずい」
という画像もありますが、少なくても本場所は、
よく頑張ったと思います。
ただ、タイミングが微妙に(というかかなり)
まずいような気がしてなりません。
春日野部屋ってなると、「ああ」ってなります
からね。
そういう逆風をこれから乗り越えて、
ぜひ横綱になれたら、本物かなぁ、と思いました。
(ただ年齢が30歳で優勝なので…どうかなぁ…)
相撲界も色々ありますが、
ぜひ彼がいい意味で新しい風を起こして欲しいですね。
心がある人であって欲しいと思います。
栃ノ心だけに。
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