SEKAI NO OWARIのピアノの藤崎彩織さんが既に10万部ベストセラーになっている「ふたご」が
直木賞候補に選ばれた。
ファンや若者からしたら「嬉しい」という声はあるものの、直木賞を重く見ている人からすると気に入らなく
ヤフコメでは「残念」「売れるからな」「直木賞堕ちた」と批判が殺到している。
直木賞は文藝春秋作品が入賞しやすいとか、結局は部数を伸ばすためのものだなどといった批判が出ているが
本当に藤崎彩織さんの『ふたご』は直木賞候補に値しないものなのだろうか?
そのへんをまとめてみました。
目次
藤崎彩織ふたごは文藝の話題作りなのか?
藤崎彩織さんの『ふたご』は、まさにセカオワの創設の話で、2部構成になっている。
そして、藤崎さんの処女作ということで、5年以上構想を練ったとされているが
初めてという点において、「なぜそれを直木賞候補に?」「何冊も書き続け洗練されてきている作家はどうなる?」といった
批判が出てきている。
第1部は、月島との出会いから、バンド結成直前までの流れ
第2部は、バンド結成しその活動
まさにまるで自伝のようで、どこまでがノンフィクションかわかりませんが
正直、上記だけのあらすじを観ると「ファン向け」であるような感じがしなくもないものであります。
ただ、物語の流れは興味深く、自分らが知っているセカオワがこういう流れで栄光を手にしていったのか、というのが身近にリアルに感じる比喩表現が逸材で面白いと思うが、
文学としてどうか?ということが人によって評価が異なる。
1部の評価は全体的に高く、非常に客観的で、普通は自伝だとかなり感情移入してしまうところですが
かなり客観視されているところに、逆に凄さを感じるものとなっている。
しかし、2部の評価は割と低い。
ありきたりのパターンで予想出来る展開だからだ。
最後も予定調和で「良かった」で終わりになってしまう感じだ。
ネットでの実際の評価を見てみよう。
ふたごの感想まとめ
アマゾンレビューの評点は、4.3点。
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かなりいい評価となっているが、世間の反応はかなり両極端である。見ていこう。
ネガティブな反応
これじゃ人気取りと何ら変わりがない
出典:ヤフコメ https://goo.gl/jWLnz1
ポジティブな感想
出典:amazonレビュー
まとめ
いかがでしょうか?
読んだ人は多くが絶賛しているものでした。
読んでない人の批判も多いのですがまとめると次のような葛藤があるのが分かります。
・中堅の洗練された作家がとるはずの直木賞に新人がいることが許せない層
・実際読んで、アーティストが片手間で書いたものではなく、素晴らしい才能を感じた層
才能があるのは確かなことでしょう。
そこに、ビジネス的な思惑が入っているのかどうか?というところで引っかかっている人が多いようです。
やはりそれは読んで確かめ、自分がどう感じるか?でしょう。
個人的には今回は賞をとらず、もっともっと作品を書いてほしい気持ちです。
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sportsflyhigh
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