羽生善治氏と井山裕太氏が国民栄誉賞の検討をされています。
どちらも素晴らしい成績を収めていますが、将棋と囲碁のため実力の違いがよく分からないかもしれません。
素人さんは「どちらがすごいの?」なんてことを思ってしまいます。
さすがに将棋と囲碁で違うので明確に比較はできないのですが、成績から昇格の早さや戦績から比較するのも面白いかもしれません。
この内容を少しまとめてみました。
目次
羽生善治氏と井山裕太氏の成績比較
羽生善治氏と井山裕太氏は将棋と囲碁で成績は違うかもしれませんが
普通に比較してみたいと思います。
羽生善治氏の成績
まずは羽生善治氏ですが、年間対局数は2000年に89局、囲碁の羽根直樹氏が2002年88局となっており互角と言えます。
年間勝利数も羽生善治氏は2000年に68勝、囲碁の張氏が2002年に70勝となっています。
井山裕太氏の戦績
また、井山裕太氏ですが、囲碁で20歳4ヶ月で最年少9段を達成しています。
また、井山裕太氏は16歳4ヶ月で最年少優勝の記録もしています。
羽生氏の最年少記録といえば、最優秀棋士賞を史上最年少(18歳)で受賞(当時無冠ですが、対局数、勝利数、勝率、連勝の記録4部門を独占)
そして竜王位を19歳2か月で当時の最年少記録。さらには07年史上8人目の通算1000勝を最速、最高勝率で達成しています。
書ききれませんが、数々の記録を打ち立てています。
このように成績を比較してみるとどちらも将棋と囲碁で素晴らしい成績を上げてきており、記録もつくっていることが分かります。
2人のすごさとどっちがすごいの?にあえて答えたら
羽生善治氏は将棋で史上初の永世七冠を達成しました。
史上初ということなので、この7冠はとても価値があるということが分かります。
また、井山裕太氏も囲碁で2度目の7冠独占を達成したため、こちらも価値がかなり高いものであると分かります。
羽生善治氏は通算7期目の竜王を獲得したので、永世称号のある7つのタイトル全てで永世資格を得ました。
井山氏も2度目の7冠独占を達成したため、将棋と囲碁を通じて7冠達成はただ1人という点はすごいと言えます。
将棋と囲碁では正確に判断はできませんが、あえてすごいというならば、羽生善治氏だと思います。
7冠達成は史上初の出来事であるので、他の歴代の人たちが行えなかったことを考えてみると改めてすごさが分かります。
ネットの反応、評価は
ネットではどのような評価となっているのか紹介していきます。
出典;twitter
このようなネットの評価と反応になっています。
まとめ
羽生善治氏と井山裕太氏の7冠達成はどちらも史上初のことなので、本当にすごいことだと思います。
将棋や囲碁の厳しい世界で良い成績を収めてきた2人の実力は本当にすごいと感じます。
今回国民栄誉賞の受賞を受けると思いますが、この賞を受けた後も引き続き良い成績を収めていくことができるように期待します。
羽生善治氏と井山裕太氏では若いのは井山裕太氏なので、これからすごい記録をつくっていくことができる期待感が高いです。
これを機に将棋と囲碁の人気が高まるかなと個人的に思います。
sportsflyhigh
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