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ダルビッシュが活躍できる理由はどこにある!?

はじめに

甲子園出場時から目覚ましい活躍に注目が集まっていたダルビッシュ有選手。中学時代から全国大会ベスト8や、世界大会3位という大きな舞台を経験しています。この記事では現在メジャーで活躍するダルビッシュ選手の日本時代の活躍やメジャーに移籍してからの活躍、そして今シーズンから移籍したカブスとの6年契約のことについて詳しく解説していきます。

 

ダルビッシュの日本時代の戦績

2004年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズへ入団し、高卒2年目に1軍初登板初先発し、初勝利を果たします。3年目の2006年には開幕ローテーション入りを果たし、12勝5敗、防御率は2.89の好成績を残します。この年は日本シリーズにも出場し、優勝がかかった試合の勝利投手となり、日本シリーズ優秀選手賞を受賞しています。アジアシリーズにも出場し、シリーズMVPを受賞しました。翌2007年も安定した成績を残し、沢村賞や最多奪三振、ベストナイン、ゴールデンクラブといったタイトルの他、パリーグのシーズンMVPにも選ばれています。この年はオリンピックの日本代表チームのエースにも指名されるなど、大躍進のシーズンでした。翌2008年も開幕試合で勝利投手となる好スタートを切ります。タイトルの獲得こそなかったものの、勝利数・奪三振数・防御率の全てでリーグ2位の好成績でした。2009年はWBCの代表選手、3年連続のシーズン開幕投手を務めます。打球が肩に当たる事故があり、後半は離脱もしましたが、最優秀防御率と最高勝率、MVPのタイトルを獲得しています。2010年は5試合連続2桁奪三振というプロ野球新記録の達成や、自己最速の球速156km/hの記録、シーズン通して222奪三振などの好成績を維持します。日本時代最後の2011年は5年連続の開幕投手、通算1000奪三振、日本プロ野球新記録となる5年連続の防御率1点台を記録しました。シーズンオフにはポスティングシステムの結果テキサス・レンジャーズへの移籍が決定します。

 

 

ダルビッシュのメジャーでの戦績

メジャーデビュー1年目の成績はシーズンを通して16勝をあげ、1年目にしてオールスターにも選出されるなど素晴らしいスタートを切ります。翌年も前半戦で157奪三振の成績を残し、2年連続でオールスターに選出されます。このシーズン中には、14奪三振を4度達成するという球団新記録を樹立し、シーズン終了時には最多奪三振のタイトルを受賞しました。メジャー3年目の2014年は3年連続のオールスター出場・2桁勝利をあげるも、前半後半ともに、故障者リスト入りし、ケガにも悩まされたシーズンでした。翌2015年は右ひじ靭帯の損傷が判明し、トミー・ジョン手術を受けることになります。手術後の2016年には復帰登板を果たしシーズン終了時7勝5敗、大手術からの復活をアピールしました。2017年、シーズン途中の8月にロサンゼルス・ドジャーズに移籍します。MLB史上最速となる128試合目・812投球回で通算1000奪三振記録を達成します。このシーズンは10勝12敗で、3年ぶりに2桁勝利を果たしました。2018年2月にシカゴ・カブスと6年契約を結んだことが発表され、大きな注目を集めています。

 

 

ダルビッシュの今後の予想

ドジャーズに移籍した翌年にカブスとの6年契約が発表され、大きなニュースになっています。2015年には元レスリング選手の山本聖子と結婚し、男児を授かっています。6年という長期契約は子どもを育てる環境を整えたいという気持ちの現れかもしれません。トミー・ジョン手術を受けたのちに復活を果たし、2桁勝利をおさめたとはいえ、本来のダルビッシュの能力からすれば物足りないものではあります。最多奪三振などのタイトルをはじめとしたピッチャーとしての素晴らしい成績を今シーズンから築いていくことを期待しています。

 

 

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