２０１８年日本野球界番付編成会議が2月10日に行われ、ソフトバンクの内川聖一が横綱に昇進ました。
これ、かなり真面目に番付していまして、過去の横綱を見るとわかるのですが「ガチ」だということがわかります。
ですので今回内川選手がこれだけ評価されたというのは…。
このことについて反応を含めてまとめてみました。
２０１８年日本野球界番付発表！内川聖一10年ぶりの日本人横綱に昇進！
今年も球春到来です。
その中でプロ野球全選手の実力番付を決める
「日本野球界番付編成会議」が2月10日に行われました。
今回、なんといっても注目なのが、昨年東の大関であった
福岡ソフトバンクの内川聖一選手が10年ぶりの日本人横綱に
昇格したことで、大きな話題となっています。
そこで、歴代横綱一覧を整理すると共に
今後についても、考えて行きたいと思います。
まずあまりポピュラーでないようですので、日本野球界番付について見てみましょう。
1. 日本野球界番付とは
野球界番付社代表の塩村和彦氏が全プロ野球選手を相撲の番付の形で、実績順に格付けし、25年にわたり、
この日本野球界番付を作成し続けているもので、一度横綱になると、次の横綱が生まれるまでその地位にとどまります。なお、引退はありません。
1985年から1992年までの成績を基に初めての番付を作成し、’92年に引退した門田博光選手を、それまでの成績を横綱相当だと判断して、初代横綱としたそうです。
これまでの日本野球番付の歴代横綱一覧は次の通りです。
日本野球番付の歴代横綱一覧
今回、大関から横綱に昇進したのは、福岡ソフトバンクの内川聖一選手です。
日本野球番付の十二代横綱が10年ぶりの十代小笠原道大以来の日本人横綱になりました。
これまでの横綱はＤｅＮＡのアレックス・ラミレス監督でした。
小笠原道大選手も、現在、中日二軍の監督です。一覧をずらーっと見てもやっぱりそれなりの実力がないと、横綱にならないのが分かります…。
ちなみにそれ以前の選手といえば、
連続試合フルイニング出場数で世界新記録を打ち立てた
金本知憲選手（現・阪神一軍監督）や、
古田敦也捕手（元・ヤクルト一軍監督）、松井秀喜選手（元・巨人など）、
佐々木主浩投手（元・マリナーズなど）、イチロー選手（元・マリーンズなど）、
斎藤雅樹投手（元・巨人）、大野豊投手（元・広島）、
そして落合博満選手（元・中日監督）など、球界に歴史を残した選手ばかりが、横綱になっています。
その中で今回、内川聖一選手が、横綱になったことがどれほど素晴らしいことか
分かっていただけるかと思います。
次に内川聖一選手のこれまでの実績を見て行きましょう。
内川聖一選手がどれほど素晴らしい選手か、
皆さんに知っていただきたいと思います。
意外に思えるのは、元横浜の選手であったことですね。
2001年11月17日に行われたドラフト会議で横浜に1位で入団しました。
入団から5年間は、二軍と一軍を行き来する選手であり、そしてアゴの整形手術をするか
どうかなど、記録よりも記憶に残る選手として、話題を提供していました。
しかし、2007年には外野手へ転向し、また2008年には一塁手・外野手として活躍しました。
暗黒期と言っていいほどの横浜でひとり活躍していたという印象です。
そこから2011年からソフトバンクに移籍し、
元々は大分県の出身ということもあり、九州のために本当に活躍しました。
特筆すべきなのは、昨年2017年シーズンです。
前半戦は調子が良かったのですが、
マイナビオールスターゲーム後の、対ロッテ戦で
「左手母指基節骨尺側基部の剥離骨折」と診断されてしまい、
後半シーズンをほぼ棒に振っています。
ですが、日本シリーズの第6戦に、
古巣のチームである、横浜DeNAの守護神、山崎康晃投手から、
同点となるソロホームランを放ち、
ソフトバンクを日本一へと導くキーマンとなりました。
次にネットの反応を見てみましょう。
内川聖一横綱に昇進
出典：Twitter
野球番付があるなんて知らなかったという声も多いようですが、内川聖一 選手の横綱昇進に異議を唱えるひとはいないようです。
まとめ
内川選手は実力も人間的にも優れた選手であるのは衆目の一致するところです。
これを機会にますます励まれて、実力を備えかつファンに愛される横綱になっていただきたいと思います。
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