昨シーズンやその前のシーズンと比べると、昨年11月に始った今シーズンで高梨沙羅がなかなか優勝を果たせず、これを話題のばっちり化粧(濃いめの化粧)を始めたことと結びつける声があります。はたして、化粧と成績不振とは関係があるのでしょうか(Wikipedia参照)?
高梨沙羅のばっちり化粧と成績不振
その声とはたとえば、「化粧をしだした頃から、成績が低下したような。プラスに働く人もいるけど、今は競技に集中した方がいい」というものです。
化粧と今期前半の不振に関係はあるのでしょうか?
まず、2015-2016シーズン、2016-2017シーズンと今期はじめの成績と化粧時期との関係を追ってみました。
これまでの成績と化粧時期との関係
確かに、2015-2016シーズンは、16試合中14回優勝、準優勝2回2016-2017シーズンは、16試合中9回優勝、準優勝6回とほとんど優勝か準優勝の成績を収めて、ジャンプの女王と言われていた。
一方、今期は12月、1月中旬までの3回の試合中で、優勝0回、準優勝1回に終わっている。
この成績不振が、化粧が原因とするなら、2017年のオフシーズンに成績を左右する出来事が起こったと考えるのが自然である。
一方、化粧をし始めた時期については、高梨自身が、2016年春から始めたと述べており、ネットが騒ぎ出したのは、2016年11月からで、シーズン中の1月2月に盛んに声が上がっている。
しかし、2016-2017年シーズンは、立派な成績を収めているわけで、今期の不振の原因を化粧を始めたことと結びつけるには無理があります。
単なる技術的問題なのか、21歳をすぎて、体の成長により、従来のやりかたのバランスが崩れたのか、今のところよくわかりませんが、いずれにしても化粧とは関係なさそうです。
成績不振とばっちり化粧に関するネットの反応
スキージャンプの高梨沙羅の日本での優勝がなかった(4敗)の原因は,スポンサーの化粧品会社が,五月蝿く化粧をさせたためだろうね。余計なことに気を遣わなくなった途端にこのていたらくだからな。スポンサーを変えなきゃ,彼女の競技成績はもう未来はないな。
— Quadrapapa (@Quadrapapa) 2017年1月28日
【更新記事】
ジャンプスキー選手として活躍している高梨沙羅選手について、化粧がケバい等、成績が下がった等と言われてますが、その記事について記載してます。https://t.co/DE44rAVb1j
— ピスキス (@pisukisu1) 2018年1月6日
スキージャンプの高梨沙羅が成績落ちてきたの化粧が濃くなってからだよなあ
ピークが過ぎたのが原因なのか人相学ってやつがあるならそれなんかね— 食火鶏 (@ohitorida) 2018年1月15日
https://t.co/kKY0O6YxTv
※誤解しないでほしい。ジャンプ力は素晴らしい、だが美人になったと評判なのは朝鮮人からだけみたいよ。同じ北海道人としては目の化粧は違和感大有り。車はベンツだとか・・・本人の好みだけど似合わないかと。成績不振の現在、本業に打ち込んでほしいが。— donjiee (@donjiee2) 2018年1月14日
高梨沙羅ちゃんがなかなか調子が上がらない中化粧してる事を批判してる人がいるけど、もう21歳だろ。
お前らは高校時代から化粧して、ろくに勉強も出来なきゃ大した大学にもいけず、結局いま働いてる所は一流企業か?
そこでの成績はK点超えてんのか?一流アスリートだぞボケ!
あー沙羅ちゃんかわいー— ぼくとがし (@bokuTogashi) 2018年1月14日
ちょっと気になるんだけど、高梨沙羅選手の化粧について口出しするのってどうなの?「メイクに夢中で成績が落ちた」とか言う人いるけど、それって高校球児に坊主を強制したり眉毛の手入れをさせなかったりするのと一緒じゃないの。化粧なんて好きにすればいいじゃん。
— イケザえもん (@ikezaemon01) 2018年1月12日
高梨沙羅ちゃんの今季の成績について、化粧とか外見にかまけてるからよくないんだろ、とか書いてる人を見ました…お化粧したりおしゃれしたりしたからと言われるなんて…外見にこだわっても成績残す人はいるし、沙羅ちゃんの五輪はこれからだし…なんて反論したらいいのかわからないけど、脱力する
— kate_macaron (@3638Kate) 2018年1月11日
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成績不振が化粧と関係あるなし両論あるようです。化粧品会社がスポンサーについたのが悪いというひともいるほどです。
しかし、今まで見てきたように、化粧品会社がスポンサーについた時期や化粧を始めて、
今のばっちりメイクになったときと成績不振の今期とは時期的につながらないようです。
まとめ
平昌オリンピックは1月後に迫っています。高梨は先日、今期初めて準優勝をはたして、復調の兆しを見せているようです。
前回のソチで、金メダル確実と言われながら、4位に終わった悔しさを、成績不振で却ってプレッシャーが少ない今回、
雪辱の金メダルをもぎ取って、ぜひ化粧疑惑も吹き飛ばして、もらいたいと思います。
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