メジャー移籍を目指し交渉を続けていた大谷翔平が、移籍先がエンゼルスに決定したことが明らかになりました。
エンゼルスは事前予想で下位のチームでしたが、なぜ移籍決定となったのでしょうか？
エンゼルス決定の要因やネットの反応をまとめていきます！

大谷翔平はなぜエンゼルスに決まったのか？

事前予想ではエンゼルスは下位だった

大谷翔平の移籍先としてはさまざまなチームが予想されていましたが、その事前予想では、今回移籍が決定したエンゼルスは下位に含まれるチームでした。
では、いったいなぜ、大谷翔平はエンゼルスを選んだのか、エンゼルスの何が大谷翔平のハートを射止めたのでしょうか？

提示金額

エンゼルスが大谷翔平に提示した金額は231万5000ドル(約6600万円)で、大谷獲得の可能性があった7球団の中では、レンジャーズ、マリナーズに次いで3番目に多い額でした。
エンゼルスは少し前まで5番目の提示金額で、獲得レースでも金額面で不利でしたが、急遽若手選手の放出によって契約金を追加したようです。

エンゼルスが不利だと思われていた要因

エンゼルスが不利だと思われていた要因としては、まず大きかったのは、金額面で他の資金が豊富な球団に差をつけられていた点です。
ただ、上記の通り選手の放出によって、その後資金面の不利は克服しました。
こうした姿勢が、以下のエンゼルス決定の要因の一つとなるかもしれません。

また、エンゼルスは大リーグでは規模としては中くらいの球団であったため、他の資金が豊富で歴史のある球団の方が有利と見られていました。

エンゼルス決定の３つの要因

なぜ大谷翔平はエンゼルスを選んだのか。
移籍が決定した要因としては以下の3つが考えられます。

エンゼルスの二刀流への理解

最も大谷翔平の心を掴んだのは、エンゼルス側の二刀流への理解だと言われています。
大谷翔平が移籍先を決める際に、最も重視していたのは自身の二刀流という特殊なスタイルに対する理解でした。
エンゼルスは、ヤンキースやドジャーズのような豊富な資金を持つ球団よりも、柔軟に起用してくれると判断されたのです。

実際、エンゼルスはかつて膝の手術を受けた松井秀喜の希望を受け入れ、外野手として復活させたという実績があります。
そうした経緯が大谷翔平とエンゼルスの信頼関係に結びついたのでしょう。

資金調達をしてまでも大谷を欲した誠実さ

2つ目の要因としては、上で説明したように、足りない資金を選手を放出してまで確保し、大谷獲得に乗り出したエンゼルスの誠実さが挙げられます。
エンゼルスはこの冬、フリーエージェントの確保が必要であったため、切実さとも言えるかもしれません。
それほど自分を欲してくれるチームなら、満足に起用してくれるに違いないと大谷も思ったことでしょう。

指名打者制度におけるエンゼルスの他球団に対するアドバンテージ

3つ目の要因として、エンゼルスが指名打者制度において他球団に対してアドバンテージを持っていた点があります。
大谷が選んだ交渉相手7球団の中には、指名打者制度のないナショナル・リーグの球団も含まれていました。

指名打者制度は二刀流の大谷にとってはとても重要な制度です。
その制度のあるエンゼルスでは、日ハム時代と同じように二刀流を実現することができるため、エンゼルスはナショナル・リーグの他球団に対してアドバンテージを持っていたことになります。

ネットの反応まとめ

出典：https://goo.gl/c9NvxD
大谷翔平エンゼルス移籍決定に対するネットの反応をまとめてみました。

まとめ

大谷翔平の移籍先はエンゼルスに決定。
事前予想で不利と予想されていたチームが見事獲得成功した背景には、大谷に寄り添うチーム側の理解がありました。
メジャーでも二刀流を目指す大谷は、最高の環境と語るエンゼルスで快進撃を見せてくれるでしょうか？来シーズンに期待です！