春場所初日から顔を見せていなかった貴乃花親方が、相撲協会に全休を通告していました。
その理由と内閣府への告発状の関係を見てみました。ネットの反応もまとめた。

貴乃花親方が春場所全休通告の理由と告発状の関係は？

貴乃花部屋のホームページには、全休について、以下の説明があります。

貴ノ岩は、頭部に負った傷の回復状況から、心身への影響や後遺症等について予断は許さない状況であり、担当医師等と連絡を取りながら慎重に見極めていく必要がございます。　そのため、私は、場所中、エディオンアリーナ大阪（大阪府立体育会館）に常時滞在することは極めて難しい状況でございます。また貴ノ岩の心身への影響を鑑み、正面入口からの出入りをご容赦いただく場合がございます。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
なお、以上につきましては、日本相撲協会にも、その旨ご説明させていただいております。

説明したとはあるが、了解してもらってるとは書かれていない。
これに対し、相撲協会は、全休通告の理由が合理性に欠けるとして、改めて本人に連絡を取るとしている。

ここで、貴乃花親方の理事解任以降の協会との関係を見ておきましょう。

貴乃花親方と相撲協会との最近のできごと

テレビ出演問題、内閣府への告発状提出などで、貴乃花親方と協会の関係は決定的に悪化しています。

次に親方が春場所を全休するとした理由を考えてみましょう。

春場所全休通告の理由

１． 貴ノ岩の怪我の後遺症等について予断は許さない状況で、担当医師等と連絡を取る必要があり、
場所中、大阪府立体育会館に常時滞在することは極めて難しい（ウェブサイト記載）

２． 役員待遇委員として指導普及部副部長を務めることになっている。
本場所中は午後の早い段階で会場内の役員室に出勤する必要があるが、内閣府への告発状提出などで
決定的に対立している他の役員と顔を合わせたくない。

場所前の理事会、年寄総会の欠席も、テレビ出演などが議題とされたため、欠席した。

３． 理事から２階級降格の「指導普及部副部長」職は、専用の部屋もなく、
ほとんど飾りのような職務と考え、担当不在でも支障がないと考えた。
なお、「指導普及部」とは、相撲伝承のため相撲技術の研修、指導普及および相撲道に関する出版物の刊行等を行う部署で、本場所に於ける場内警備なども担当する。
なお、警備本部長には、春日野清隆理事が就任している。

ただ、理事候補選で、2票の惨敗に終わったように、従来貴乃花親方を支持していた他の親方の理解が十分とは言えない状況になっています。

次に最近の貴乃花親方の動きについてのネットの反応を見てみましょう。

貴乃花親方に関するネットの反応

【相撲】貴乃花親方、内閣府に告発状提出https://t.co/JCc3aGgpGJ

相撲界をぶっ潰してほしい！ pic.twitter.com/lqcHroSK1e

— sakamobi (@sakamobi) 2018年3月10日

貴乃花親方春場所無断欠勤。どんなに所属団体なり社会なりがクソであり「自分が正しい」となったとしても「態度」「言動」「社会常識や規範の欠落」「意見表明の手法」・・・これらに問題があった場合ってのはまず聞き入れてもらえない、もうすぐ50にもなろうってのにこんな事も分からぬか、と？

— KOBAPY (@kobapy_aomono) 2018年3月11日

貴乃花親方が欠席の届け出してるか出してないか本当はどっちだろうね！
出してても出してないって平気で言うからな嘘つき相撲協会は！
相撲協会が言うこと本当に信用出来ないわ#貴乃花親方を支持します #おはようコール#日本相撲協会

— まみーぬ (@spnzoo) 2018年3月11日

貴乃花親方は、いろんな人にちょっと変わってると批判されます。そりゃそうですよ❗相撲界で長い者にはまかれろといった風習がありますから、協会がおかしいのですから、そう見えるでしょうが、凄く熱いのが貴乃花親方#貴乃花親方を支持します #貴乃花親方 #バイキング #横野レイコ #相撲協会 #相撲

— osamu (@uosamu036) 2018年3月5日

加害者側の責任や
トップの責任はなかなか問われず

貴乃花親方の理事解任に関してだけ
動きがスピーディーだった

協会の公平性はどこに？#貴乃花親方 #貴乃花親方がんばれ

— smapan (@smapmappy0818) 2018年3月9日

貴乃花親方が変だとかおかしいとか･･･そうじゃないじゃん？
代々受け継がれてる伝統の角道を守ってるのは貴乃花親方だよ！
別の団体作るのは八角たちでしょ？
マツコさん！！
貴乃花親方が１人残って相撲協会を運営するべきなんだよ
古来の相撲って神事を重んじてやってるのは貴乃花親方だよ！

— 藤香 (@WB0CsdBIGTGzQjR) 2018年3月7日

＊規約に準じて掲載しております。もし掲載不可でしたらすみやかに削除しますのでお問い合わせください。

今度の行動は一般世間の常識では通じないとのコメントが一部にはありますが、
圧倒的に貴乃花親方支持、協会非難の声が大きいようです。

まとめ

ネットでは圧倒的に、親方支持ですが、たとえ、正しい相撲道を追及していると言えども、
親方の行動を完全に理解するのは難しいように思えます。

内閣府への告発状提出で、協会や多くの理事と決定的に対立しているとはいえ、
もし、単に、顔を合わせたくないから、年寄総会を欠席するとか、
通告さえしておけば、春場所全休も問題ないと考えるのは、普通の社会常識では考えられません。

それだけ、協会への不信感があるということでしょうが、ささいなことで、もめごとを起こすのではなく、
親方には一番大事なことを正々堂々と世間に分かるように、発信してもらいたいと思います。

さもないと、このまままでは、ますます孤立して行ってしまうのではないでしょうか？

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