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藤浪晋太郎の抱える死球問題は深刻?ネットの声を集めてみた!

今回クローズアップするのは阪神タイガースの藤浪晋太郎選手です。
阪神タイガースに鳴り物入りで入団した藤浪晋太郎は、高校時代から甲子園の怪物と呼ばれ、数々の記録と成績を納めた春夏連覇の優勝投手。当時は同い年の大谷翔平と肩を並べて驚異のスーパールーキーと世間で大注目でした。
そしてプロ一年目から100を超える奪三振で10勝6敗。失点率2.75とその怪物性を世間へ知らしめました。
間違いなく球界を背負って立つ世代のエースだろうと。
そう思われていた矢先のことでした。

二年目にして悪夢到来

元々真面目な性格の投手はデッドボールを与えることによって、精神を乱しやすくそこから小さなミスが生まれることは多々あります。
藤浪も同様のタイプでした。野球というスポーツにとにかくひたむきだったのです。

しかし入団当時から元々課題として出されていたコントロールが、中々克服出来ずに苦しんでいました。
そしてその結果招いたのが、同大阪桐蔭高校の先輩である中日・平田良介へのデッドボールでした。その時点では騒動無く終えたものの、そこから負の連鎖が始まったのです。

シーズンを終えた四死球はなんと75個(内デッドボールの数は11個)という悲惨な数字に。失点数も昨季に比べて30点も増えてしまいました。
勝率は5割を超え、奪三振も172個と増えはしましたが、課題に苦しむ時期であることに変わりはありません。

ですが翌年の2015年はさらにその荒れ球は増し、四死球の数は93個(内デッドボールの数は11個)となってしまいます。この時点で2014年・2015年と2年連続で四死球ランキングで1位となってしまいます。
本人には悪気が無いにも関わらず改善をすることが出来ない中、更なる悪夢が襲いました。

広島カープ・黒田博樹に2級続けてデッドボール

広島カープ・黒田博樹に2級続けてデッドボールを与えてしまうということが起きました。
それもその2球はどちらも『頭部付近への』ブラッシュボール。これにはさすがの大投手黒田も怒り露わに、乱闘寸前の危機に陥ってしまうのでした。
もちろん本人に悪気はありません。しかしメジャーも経験した大投手から怒りを買っては平常心でプレーなど出来ないですよね。

この時から藤浪はイップスになったのでは? と、囁かれ出しました。
その後も快復傾向の兆しも見えぬまま、次なる地獄が待ち受けていました。

161球の火だるま事件

これは2016年の対広島戦での出来事でした。以前から荒れ球で四死球を絡めた大量失点ノックアウトを喰らっていた藤浪でしたが、ついに金本監督の堪忍袋の緒が切れてしまったのです。
そして何が起きたかと言うと、どんなに酷い試合になろうとも完投させたのです。結果、藤浪の投じた球数は161球。
これにはスポーツ記者や各局コメンテーターも騒ぎました。仮にイップスだったとして投げ続けるのは逆効果とも思いますが、未だにファンの中では物議を醸す事件となって論争が続いています。

今後の可能性とネットの声

藤浪再生の為、必要なのが技術面の向上ではなくメンタルのケアであることは一目瞭然だと思います。
しかしただメンタルケアをした所では、再びデッドボールを与えた場合に過去のトラウマとして呼び起こされてまた逆戻り、なんてパターンが考えらえます。

ですので、今後必要なポイントとして専属のメンタルサポーターが挙げられます。
専属であれば徹底したケアも行えますし、藤浪自身も確かな安心感を得られるはずです。
鳴り物入りで入った時点で怪物級の成績を納めた選手を、このまま堕として良いはずがない事は球団も金本監督も承知しているはずです。

それに何よりファンが、その再起を心待ちにしていることでしょう。
今後の日本球界を背負っていくべき存在と、目先の成績を天秤にかけた時、果たしてどちらを優先するの。
阪神タイガースの行方と藤浪晋太郎、二つの動向にこれからも目が離せません。

最後にネットの声をいくつか掲載しておきます。

やはりネットの声は藤浪を応援する声が非常に多いです。

今後の藤浪選手の活躍に期待していきましょう。

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