新生侍ジャパン監督の稲葉篤紀の頬にアザがあるのですが、このアザの原因は何なのでしょうか？
また、恐らくお金持ちでしょうから、レーザー治療でなくすことも可能かと思いますが、治さない理由とはいったい何なのか、ネットの反応とともにまとめていきたいと思います。

稲葉篤紀の頬のアザ

野球の新生侍ジャパンの監督に就任した稲葉篤紀さんですが、彼の頬にアザがあることをご存知でしょうか？
結構濃いアザで、右側の頬に大きく黒いアザが残っています。

「侍ジャパン」が東京五輪へ向けてスタートを切ります。稲葉篤紀新監督のもと、１６日から「アジアプロ野球チャンピオンシップ」に出場。公式戦の初陣を控えた新監督が思いを語りました。https://t.co/PjUhDWK0Zf pic.twitter.com/YpeSLJLZRs

— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) November 14, 2017

かつての“恋人”が明かす　侍ジャパン・稲葉篤紀監督の素顔と別れの涙 #侍ジャパン #lovefighters #npb https://t.co/HiUBj1j6Zd

— スポーツナビ　野球編集部 (@sn_baseball_jp) November 16, 2017

実はこのアザ、怪我によるものではなく、「太田母斑」という病気によるものだそうです。あまり聞きなれない病名ですが、どんな病気なのでしょうか？以下で詳しく紹介したいと思います。

太田母斑とは

太田母斑は、目の周りを中心とした頬や額といった部分にアザが生じてしまう病気です。
母斑が生じる原因はさまざまなものがあり、稲葉さんの場合は母親の胎盤が癒着してできたもののようです。
太田母斑は女性に多く、出生直後から目立つ場合と小児期や思春期に拡大する場合があるとのこと。
ちなみに同様のアザが方や上腕に発生することもあり、こちらは伊藤母斑と呼ばれるようです。

太田母斑は近年レーザー治療で治すことができ、5～6回程度のレーザー照射で治療する必要があります。
費用は医療機関にもよりますが、初回が1万円程度、2回目以降が9000円程度で、患者の年齢や太田母斑の発生時期、規模によって費用も変動していきます。

治さない理由とは

では、稲葉篤紀さんはなぜアザを治療せず残したままにしているのでしょうか？
この理由は、ある雑誌の対談で語ってくれています。

一つは、母親に与えられたものなので、母親とのつながりを残し、産んでもらったことに対する感謝の気持ちを大切にしていきたいから。
そしてもう一つは、自分と同じように顔にコンプレックスを抱えている人たちに堂々としていてほしいから。
どちらも素敵な理由ですね。母親への感謝を大切にし、同じ境遇の人々にも勇気を与えている稲葉さんは素晴らしい人だと思います。

ネットの反応

稲葉監督の顔のあざは、消すこともできるらしいけど、コンプレックスを持ってる人の支えになるために、消さずにいるらしい。
これが個性やん。応援しよう。優勝おめでとう！ pic.twitter.com/sEmXJ5BxDC

— INADA-RYOHEI―DTM-SSW (@inada_ryohei) 2017年11月19日

稲葉監督のあざを残してる理由がかっこよすぎて惚れた

— .Jin.K. (@0601Jinchan) November 20, 2017

出典：https://goo.gl/5rCoJU
稲葉篤紀監督へのネットの反応をまとめてみました。
多くの人が稲葉監督に好感しているのが分かります。
本当に皆から愛されています。

まとめ

稲葉篤紀さんの頬のアザは母親との絆であり、同じ境遇の人々へのメッセージでもあったんですね。

実はかくいう私も稲葉さんを通して初めて太田母斑を知り
今まで街や営業で出会った太田母斑の方を誤解していたことに気づきました。

これは本当に偏見だとは思うのですが、何かトラブルがあって殴られたのかと正直思い込んでいました。
なのでヤバイ人に追われたとかそういうことがあったのかと勝手に想像していましたが
稲葉監督の話で、それが全くの誤解だとわかったのです。

稲葉監督が、普通の人ならばコンプレックスとして隠したり、レーザー治療で消すところを
堂々と有名人になっても見せて立派に仕事をこなしているところを見て
はじめて私のように誤解していた人間が理解します。

また、この話で思い出しましたが、小池百合子氏もありますね。
彼女は石原慎太郎氏などに「厚化粧」と言われているのは心外かとは思いますが
太田母斑をカバーするために医療用のお化粧を使っているため濃く見えるそうです。

稲葉監督は男なのでもう堂々と見せています。本当にこれはかっこいいです。

そんな素晴らしい考えの持ち主である稲葉さんなら、代表監督としても素晴らしいチーム作りができるのではないでしょうか？
稲葉監督の今後の活躍に期待です。