4年前、1-4と完敗した宿敵コロンビア。
エース、ハメス・ロドリゲス率いる強豪コロンビア代表に、日本代表が2-1で勝利した!!
日本代表がW杯で南米チーム相手に勝利したのは史上初!!
まさに世界を驚かせた試合だ。
○勝因は
まず試合開始直後、日本のPK獲得。
そしてコロンビアのMFカルロス・サンチェスが一発退場。
そのPKを日本の「10番」香川がしっかりと決めた。
香川にとってはW杯初得点だ。
この場面でこれまでにない日本の戦い方が見えた。
まずコロンビアのボールを日本がクリアし、そのクリアボールを香川がワンタッチで前線に送った。
いつもなら、ここでボールキープをするのが日本の特徴。
しかし、ボールを前線に送ることで日本の攻めの姿勢が試合を左右し、結果PKを獲得した。
強豪相手にも屈しない攻め。
それを感じれたのは縦パスやドリブル突破をしようとする姿勢。
もちろんカウンターというリスクもあった。
そのリスクも覚悟しながらの積極的な攻めが、勝利に繋がったのだと思う。
しかし、攻めるだけではなく守備もしっかりしていた。
攻守の切り替えがすばやい。これに尽きるゲーム運びだった。
そして、ハメス・ロドリゲスを完全に封じた。
後半、コロンビアの怒涛の攻めにもしっかり対応できた。
コロンビアにとっては、予定外の黒星スタートになっただろう。
しかし一方で、ゲーム内容に関しての課題は残る…
今回から導入された映像判定も果たして機能していたのか非常に怪しい所である。
○本田圭介の試合後のコメント
「結果だけ見ると良かったが、内容を見るといいものではなかった」
「数的有利のアドバンテージも活かせなかった」
他の選手が喜びのコメントを発する中、ただ一人本田だけは厳しい評価でゲームを振り返った。
常に自分自身にプレッシャーを与え、南アフリカ大会のときには「優勝宣言」をした本田。
その本田だからこそ、自分たちを厳しく評価したのだろう。
確かに縦パスを相手に奪われるシーン、数的有利にも関わらずそれを感じられないゲーム展開。
コロンビアは10人になったことで、前線へのプレスにいけなくなった。
もしこれが、90分間11人対11人だったとしたら…
その事を、本田が言葉を選びながらも語ったようにも思えた。
そして、気になるのはゴールのきっかけ。
日本の2得点は、セットプレーからうまれたもの。
決してゲームの流れで奪った得点ではない。
もちろんセットプレーでの得点も素晴らしいものだが、欲を言うのであれば
ゲーム展開からの得点がほしかったところだ…
○セネガル戦へ向けて
日本に課題は残るものの、勝ち点3を取れた事は事実。
これは次のセネガル戦へ大きな足がかりになることだろう。
しかし、日本対コロンビアの試合後
同組のポーランド対セネガルが行われ、セネガルが格上のポーランド相手に2-1で勝利した。
この結果にもサッカーファンは驚いたことだろう。
コロンビア戦の結果を得て、セネガル戦ではどういうスタメンで挑むのか。
どんな戦略で戦うのか。
勝ち点3をコロンビアから取れたことは大きな収穫となったが、
厳しいグループリーグの戦いは始まったばかり。
日本の力が試されるのは、まさにここからだろう。
sportsflyhigh
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