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高木姉妹は最強姉妹か!平昌五輪でメダル4個を日本にもたらす!

高木菜那、美帆姉妹が平昌五輪でメダル4個を獲得し、スケート史上最強姉妹と讃えられています。
二人のこれまでをたどり、このようなすばらしい結果をもたらしたわけを探ってゆきましょう。

高木姉妹は最強姉妹か!平昌五輪でメダル4個を日本にもたらす!

平昌五輪第16日の24日、新種目女子マススタートで、決勝で、高木菜那(日本電産サンキョー)が優勝し、女子パシュートに続き、今大会2個目の金メダルを獲得しました。
これで、高木姉妹ふたりだけで、今大会の日本のメダル13個のうち、4個を日本にもたらしたことになります。

<日本の平昌五輪でのメダル数>
<金メダル4個>
羽生結弦、小平奈緒、女子パシュート(高木菜那高木美帆、佐藤綾乃、菊池彩花)、高木菜那

<銀メダル5個>
高木美帆、小平奈緒、平野歩夢、渡部暁斗、宇野昌磨

<銅メダル4個>
原大智、高梨沙羅、高木美帆、カーリング女子(藤澤五月、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花)

競いあってここまで成長してきた高木姉妹のこれまでを見てみましょう(Wikipedia参照)。

高木姉妹のこれまで

ふたりが協力し合って、出した結果を太字の赤文字で示しました。

最初の、スピードスケート界に華々しくデビューしたのは、妹高木美帆で、バンクーバー五輪代表として、1000m、1500mに出場するなどしました。
しかし、バンクーバーで完敗後、ソチ五輪の日本代表落選など、長いスランプに陥りました。

一方の姉高木菜那は、この間日本電産サンキョーへ入社後、1500m、チームパシュートでソチ五輪代表になるなど頭角を現し始めます。
特に、チームパシュートでは、田畑真紀、菊池彩花らと組んで、2013年ワールドカップ準優勝するなど実績を上げました。

2015年2月高木美帆がチームパシュートのメンバーとなると、高木菜那、菊池彩花とのチームで、世界距離別スピードスケート選手権で金メダルを獲得します。
これをきっかけに、ふたりの結びつきが一層強くなりました。

これは、高木菜那の所属する日本電産サンキョーとヨハン・デビット・コーチが関わりだした時期とも重なります。
その後、デビット・コーチはナショナルチーム(NT)中距離部門のヘッド・コーチとして、高木美帆を指導し、日本の中距離会のエースに育て上げ、今回の活躍につなげました。

これもふたりの縁が結果に結びついたのではと思えます。

チーム競技と個人競技の両方の性格を持つマススタートでは、ふたりの姉妹としても結びつきが功を奏した場面があります。

2017年2月の札幌アジア大会で、高木美帆、高木菜那、佐藤綾乃の3人が出場した時のことです。

日本チームは、世界距離別選手権(韓国)で2位だった高木菜那が2周目で先頭に立って韓国選手のおとりになり、
3周目、高木菜那がインコースに隙間を作ったのを合図に、スピードに乗った高木美と佐藤が一気に抜け出ました。
2人は前後を入れ替わりながら後続と差を広げていって、最後はワンツーフィニッシュとして、高木美帆が金メダルを獲得しました。

逆に2位だった選手権では高木美帆が風よけになって高木菜那をアシストしていたそうです。

今回のマススタートでは、高木美帆が出場せず、佐藤綾乃が転倒で、決勝進出できなかったために、
高木菜那がひとりで戦って金メダルを得ましたが、これまでの高木美帆を含むメンバーでの経験が生きたと言えるのではと思います。

次に、高木菜那・美帆姉妹の活躍に対するネットの反応を見てみましょう。

高木姉妹に関するネットの反応


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高木姉妹への賞賛が溢れています。

まとめ

不調の時期や、それぞれが先を越された悔しい時期を乗り越えて、お互いに切磋琢磨しながら、
協力することで、今大会最高の結果を出した最強の高木姉妹に大きな拍手を送りたいと思います。

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