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アラフォークライシスとは?「冷遇取り残され世代」「どの世代でもある言い訳だ」

アラフォークライシスとは?12月14日放送のクローズアップ現代で取り上げられた内容ですが
かなりどんよりとしたもので、実際数字で示されて思わずうなってしまった感があるものです。
実際私もアラフォーでありますが、子供を持っている方は共働きで必死になり、そして非正規の方もそれなりにいます。

アラフォークライシスの詳細とその実際の声について見ていきましょう。

アラフォークライシスとは?

アラフォークライシスとは?
これは俗称でありますので、正式な言葉では今のところないのですが
まさに就職・仕事関連についてのアラフォーを象徴する言葉と言えるでしょう。

明確な定義はありませんが、象徴的なのは、2つの観点です。

1、大卒時に就職氷河期どん底

まずは「大卒時に就職氷河期どん底の世代」というところでしょう。

以下が大卒求人倍率調査の推移のグラフであります。

出典:朝日デジタル
http://www.asahi.com/special/shukatsunews/history/

ご覧のように、2000年がどん底ですね。
この時期を経験した人なら分かると思うのですが、どこにいっても就職できない、という人が多かったのです。
50社受けても全滅、そんな話すはザラでした。

意外にもリーマンショック時よりも悪い数字なんですね。
このへんはバブル時代と意識の差があるようにも思えます。
バブル時代は就職するのに特に苦労しなかった人が割合的には多いです。

そして、クローズアップ現代でも取り上げられていましたが、5年前との給与比較でアラフォー世代だけマイナスなのです。

あからさまにおかしい数字ですよね。

2、7040問題

これは、人によっては頑張らなかったから、というのもあると思いますが
中には頑張ってもそうなってしまった人もいます。

就職できず家事手伝いやアルバイト、非正規で20代30代をやりすごしてきて
40代で就職できず、パラサイトシングルに。
その結果70代親の年金で養われるというのが簡単に言う7040問題。

40代引きこもりの問題なんていうのがニュースで取り上げられたりしますよね。

 

以上2つであり、「恵まれない世代」であり、明らかに数字として、不利なものが浮かび上がることからアラフォークライシスと言われます。

その他、アラフォークライシスを象徴する事例として以下のことが挙げられます。

・2004年ワーキングプア問題*注
・2008年派遣切り問題

もちろんこの世代だけ、というのは誇張表現となってしまいますが、全体的な傾向として
「就職・仕事において恵まれない世代」と言えます。

ワーキングプアは昔からある問題で、その年あたりに流行語になったので象徴的になっている面はあります。
働けど、働けど、豊かにはならず、努力すれば恵まれる時代ではない時代が訪れています。

「社畜」という言葉も生まれましたね。

ネットの反応

まとめ

アラフォークライシス、確かに恵まれないことが象徴的だった世代ではありますが
反応にもありますように、それはどの世代でもそういう恵まれない立ち位置になる人はいますので
アラフォーに限ったこと、と捉えたら他の世代が困るというものです。

どの世代でも苦労はします。

私もアラフォーでありますが、社会人になる前に、もう少し現実を教えて欲しかった、というのはありますね(^^;
こんなに働いて、こんなに不自由で人間らしい生活が出来ない日々が大人だとは思っていませんでしたよ…。

ただ、逆に選択肢はたくさんあるという点で恵まれています。
私も転職をしたり、違う方法で自分の自由を手に入れて良い時間を手に入れました。

独裁制の国じゃないので、自分の力でどうにか現状を変えることが出来る選択肢は用意されている時代です。
恵まれたり、運が良かった人は一度堕ちると這い上がる力がないことが多いですが
恵まれなかった人はそれだけ強くて這い上がれる力がある人が多い印象があります。
是非頑張って欲しいところであります。

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