いつもお世話になっております。
ついに閉幕した2018W杯。
今大会フランスの優勝で終わったW杯ですが、その中でもスペイン対ロシアでとんでもない記録が生まれました。
また、その上で衝撃の結末が起きたというのも合わせて見ていきたいと思います。
目次
スペイン、ボールポゼッション率は脅威の78%!!
まるで某有名なサッカーゲームでベテランと素人が戦った場合のワンサイドゲーム並みなボール保持・保有時間をスペインが叩き出しました。
つまり120分の試合の中で90分以上もスペインがボールを持っていたことになり、逆にロシアは30分弱しかボールを持っていなかったことを意味します。
ですが、結果として見るのであればロシアはスペインにPK戦を経て勝利しました。
しかも、フルタイムでの失点はオウンゴールの1点だけ。
如何にロシアがワンチャンスを物にしていたのかが見て取れる衝撃の結末ですね。
パス成功率と本数も桁違い!!それでも……
スペインの1試合のパス本数は大会でずば抜けてトップを記録しました。
その数なんと1114本。
その中で成功した本数は1006本と90%以上の記録を出してパス記録を打ち立てました。対してロシアは290本のパスで成功は191本なので、データだけ見れば終始圧倒されていたように思えます。
ですが、そこには見えない部分が多くありました。
それがセットプレーです。ロシアは基本、ボールポゼッションタイムは試合の中で捨てています。ですが、その代わりにコーナーキックからのセットプレーには目を光らせるものが有ります。
現にロシアの大会での得点は全て、セットプレーを起点に得点しているのです。
日本も激闘の末、絶望の大逆転負けを喫したベルギー。彼らも同様に、体格差を活かしたセットプレーが物を言いました。
タラレバの話をするのは見苦しいですが、ルカクのようなラグビー選手並みの体格の選手がベルギーにいなければ、勝負はまだまだ分からなかったと思います。
いずれにせよ、ド派手なプレーが無くとも、エースストライカーがいなくとも、チーム一丸となって1点をもぎ取りに行く姿勢は、開催地国民にとって、とても勇気を与えることが出来たのではないでしょうか。
ネットの声
スペイン対ロシアについて、色々な意見がありました。
印象的だったのはやはりロシアのチャンスを確実に取るという姿勢と、その防御力のようですね。
「ポゼッションを捨てて、勝負をしないのは臆病者。でもロシアは差し詰め狼って感じがする。常に自身との間合いを保ち、決してリスクを犯さない。それでも相手に隙が生まれたらそこを一気に突き崩す。堅守速攻とはこの事ですね」
「毎回ハーフタイムになると表示されるデータが、CPUと戦う時のウィイレ並みにワンサイド過ぎて笑ってしまう。それでも勝ててしまうのだから、もう分かりません」
「FIFAランク関係無く、勝負の世界では絶対というものが無い事を証明してくれた、数少ない国の一つ。スペインに向かって当たっていく姿は、今年も甲子園を目指す高校球児に通ずるものがありますね」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
W杯が終わり訪れる猛暑、これから始まるのはサッカーから野球へ。甲子園へとシフトしていきます。
日本代表の闘いを見た野球少年もいることでしょう。高校球児も見た人もいる事でしょう。
競技は違えども、その気持ちはどんな事にも向ける為のパワーに変わる。
4年後の次回大会で活躍する若き世代のスーパースターも、これから成長していくルーキーも、その一人一人が今大会、日本の戦いを見て、何か感じるものがあればいいなと思います。
最後まで御読了ありがとうございました。また次回でお会いしましょう。
sportsflyhigh
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